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J-GLOBAL ID:202002224198540048   整理番号:20A1092333

Sunyaev-Zel’dovich効果を用いたALMAにより撮像されたフェニックス銀河団の深部冷却コア

Deeply cooled core of the Phoenix galaxy cluster imaged by ALMA with the Sunyaev-Zel’dovich effect
著者 (13件):
資料名:
巻: 72  号:ページ: 33.1-33.18  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2414A  ISSN: 0004-6264  CODEN: PASJA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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バンド3におけるAtacamaラージミリ波/サブミリ波アレイ(ALMA)により,z=0.597におけるSPT-CL J2334-4243(Phoenix銀河団)に対する熱Sunyaev-Zel’dovich効果(SZE)の測定を提示した。SZEは,中心銀河から200h-1kpc以内の5′分解能(23h-1kpcの物理スケールに対応する)で画像化され,ピーク信号対雑音比は11を超えている。Chandra X線画像と組み合わせて,ALMA SZEデータは,電子温度,密度,およびエントロピーの非パラメトリック脱投影をさらに可能にする。この方法は,どちらもX線スペクトルに大きく影響する中心活動銀河核と銀河団内のX線吸収ガスによる汚染を最小化できる。現在の測定誤差内のSZE画像において,顕著な非対称性または擾乱を見出すことはできなかった。検出したSZE信号は他の遠方にある銀河団よりもはるかに高い中心濃度を示し,局所的な冷却コアクラスタの平均圧力分布と良く一致した。いずれの赤方偏移においても典型的なクラスタと異なり,ガス温度は中心に対して少なくとも5倍低下した。内部20h-1kpcの温度~3keVで~6×1011M(Sun)の低温ガスを同定した。まとめると,著者らの結果は,ガスが実際に効率的に冷却され,Phoenixクラスタにおいてこの半径までほぼ等圧で下降することを意味している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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星雲 

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