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J-GLOBAL ID:202002224318718762   整理番号:20A0189189

ビリルビンオキシダーゼにおけるI型銅に配位したHis398のイミダゾール環と共有結合したTrp396のインドール環の役割【JST・京大機械翻訳】

Roles of the indole ring of Trp396 covalently bound with the imidazole ring of His398 coordinated to type I copper in bilirubin oxidase
著者 (6件):
資料名:
巻: 521  号:ページ: 620-624  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ビリルビンオキシダーゼは,I型銅に配位したHis398のイミダゾール環と外部配位圏に位置するTrp396のインドール環の間に翻訳後に形成された共有結合を有していた。ビリルビンオキシダーゼのみに見られるイミダゾール-インドール部分の役割を解明する目的で,Ala,Thr,Phe及びTyrを用いてTrp396で点突然変異を行った。結果は,タイプI銅の酸化還元電位が>100mVだけ負方向にシフトし,電気化学におけるカソード電流が減少するが,タイプI銅の光学的および磁気的性質は影響を受けないか,またはわずかに影響を受けることを示した。Trp396変異体の酸化還元特性における顕著な変化と共に,顕著に減少した。さらに,Trp残基のN-ブロモスクシンイミドによる化学修飾及びビリルビンオキシダーゼの光誘起ホルミル化は,Trp396変異体と比較して酸化還元特性及び酵素活性に顕著な影響を及ぼした。これら全ての結果は,Trp396とHis398の間に形成された共有結合が,I型Cuの酸化還元電位を正方向にシフトさせ,電子輸送の効果的経路として機能することにより,ビリルビンオキシダーゼの酵素活性を増強するために重要な役割を果たすことを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
酵素一般  ,  分子構造 

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