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J-GLOBAL ID:202002224325614440   整理番号:20A1317714

無視可能なキャリーオーバと相ブルを有するポリジメチルシロキサン固定相を有するスパッタシリコン固相ミクロ抽出ファイバ【JST・京大機械翻訳】

Sputtered silicon solid phase microextraction fibers with a polydimethylsiloxane stationary phase with negligible carry-over and phase bleed
著者 (8件):
資料名:
巻: 1623  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0278B  ISSN: 0021-9673  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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無視できるキャリーオーバーと相漂白を示す高性能,スパッタ,ポリジメチルシロキサン(PDMS)被覆固相ミクロ抽出(SPME)ファイバーの調製を報告する。このプロセスは,シリカ繊維上へのスパッタリングシリコンを含み,得られた多孔質ナノ構造を蒸着PDMSの超薄膜で官能化する。シリコン(0.25,0.8,および1.8μm)とPDMS(8,16,および36nm)の異なる厚さを製造し,それらの抽出効率を評価した。PDMSの堆積を,飛行時間二次イオン質量分析(ToF-SIMS),X線光電子分光法(XPS),分光偏光解析法(SE),およびモデル,平面シリコン基板上の接触角ゴニオメトリーにより確認した。これらの繊維を,発癌性汚染物質である一連の多環芳香族炭化水素(PAHs)のガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)分析と組み合わせた直接浸漬SPMEを用いて調べた。16nmのPDMS(Si(1.8μm)/PDMS(16nm))を有する1.8μm厚さのシリコン被覆は,試験した組合せの中で最良の応答を生じた。この繊維によるPAHsの抽出条件を最適化し,その抽出性能を市販の7μmPDMS繊維と比較した。直線性(1-110μgL-1),繰り返し性(RSD%,n=3)(17%ave),及びスパッタファイバの最小検出限界(0.6~1.5μgL-1)を測定し,多くの点で市販の7μmPDMS繊維より優れていることが分かった。市販PDMSベースSPME繊維からのキャリーオーバーと相は,それらの寿命と有用性を低下させる主要な欠点の2つである。スパッタしたPDMS被覆ファイバでは,最小キャリーオーバーと相出血が観察された。特に,このファイバは,同等の市販ファイバの相漂白の12%を示した。さらに,それは,ピレンよりも保持時間が大きい検体に対してキャリーオーバーを示さず,他の検体のキャリーオーバーの5%しか示さなかった。この繊維は,性能の著しい損失なしに少なくとも300回の注入に使用できる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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