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J-GLOBAL ID:202002224336868496   整理番号:20A1092528

VRの鏡的利用法を用いた情報モラル指導システム

Information Moral Education System Using a Mirror Utilization Method of VR
著者 (3件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 111-119(J-STAGE)  発行年: 2018年 
JST資料番号: U1972A  ISSN: 2434-0472  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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情報モラルの代表的な指導法として,玉田・松田・遠藤(2004)の「3種の知識」による指導法がある.当該指導法では,道徳的規範知識の低い学習者に対して,自分の行為を被害者の立場から検討させる方法が有効だと述べられている.筆者らのグループでは,当該指導法の効果をより高めるために,バーチャルリアリティ(VR)の活用を検討してきた.そして,教育工学分野で活用されてきたVTRの鏡的利用法を応用した,VRの鏡的利用法を提案した.本研究では,当該手法に基づく教材を開発し,その効果を検証した.具体的には,学習者がVR内で行った行為を,被害者の立場から振り返らせるために,VR内で加害者となるアバターの顔に実験参加者の顔写真を添付し,被害者体験させた.その結果,VRの鏡的利用法ありの群がなしの群に比べ,情報モラルに対する意識が高く,情報モラルに反する行為の減少が見られた.(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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CAI  ,  図形・画像処理一般 
引用文献 (18件):
  • 中央教育審議会(2017.10.16)「幼稚園,小学校,中学校,高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善について(答申)」,http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/news/20080117.pdf
  • Abdusalam, D., Nakayama, H., Iwasaki, I., & Matsuda, T. (2015) Realization and Evaluation of an Information Morals Education System by Experience of an Assailant and a Victim by Virtual Reality, <i>International Journal of Hybrid Information Technology</i>, 8(7), 105-116.
  • Gagne, R. M., & Briggs, L. J. (1979) <i>Principles of Instructional Design, 2nd Edition</i>, Holt, Rinehart and Winston.
  • コールバーグ(1971)「道徳教育の基礎としての道徳性の発達段階」,岩佐信道訳(1987)『道徳性の発達と道徳教育』,麗澤大学出版会.
  • 松原行宏(2000)「VR技術と教育システム」,『教育システム情報学会』,17(1),56-62
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タイトルに関連する用語 (4件):
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