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J-GLOBAL ID：202002224364564663   整理番号：20A2514881

中高および高リスク肺塞栓症患者の治療中の心電図変化とその重要性【JST・京大機械翻訳】

Electrocardiography changes and their significance during treatment of patients with intermediate-high and high-risk pulmonary embolism

著者 (6件)： Novicic Natasha (Clinic of Cardiology and Urgent Internal Medicine, Military Medical Academy, Serbia) ,  Dzudovic Boris (Clinic of Cardiology and Urgent Internal Medicine, Military Medical Academy, Serbia) ,  Subotic Bojana (Clinic of Cardiology and Urgent Internal Medicine, Military Medical Academy, Serbia) ,  Shalinger-Martinovic Sonja (Clinic of Cardiology, University of Nis, Serbia) ,  Obradovic Slobodan (Clinic of Cardiology and Urgent Internal Medicine, Military Medical Academy, Serbia) ,  Obradovic Slobodan (School of Medicine, University of Defense, Serbia)
資料名： European Heart Journal: Acute Cardiovascular Care  (European Heart Journal: Acute Cardiovascular Care)
巻： 9  号： 4  ページ： 271-278  発行年： 2020年 
JST資料番号： W5202A  ISSN： 2048-8726  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:心電図(ECG)徴候,典型的または急性肺塞栓症,およびそれらの変化は,臨床的および血行力学的転帰の予測に使用できる。目的:30日間の生存と右室収縮期圧の減少に対するより高いリスク肺塞栓症患者における入院時ECG徴候の分解能の予測値を研究すること。方法:著者らは,単一三次センターの集中治療室に入院した110人の中間高および高リスク肺塞栓症患者における入院後,入院および1日の最初の5日間12誘導ECGを分析した。4つのECG徴候の分解能の予測値を30日間生存と入院中の右室収縮期圧の変化に対して分析した:第1標準リードにおけるS波,右束分岐ブロックパターン,aVLリードにおけるS波および前胸部リードにおける陰性T波。結果:ECG記録は,IリードのS波が71例(64.5%),S波が77例(70%),右束分枝ブロックパターンが30例(27.3%),陰性T波が66例(60%)であった。全原因30日院内死亡率は13.6%であった。ECG徴候の中で,入院時の右束分岐ブロックの存在のみが30日全死因死亡率(ハザード比(HR)が年齢,性別および右室収縮期圧で調整され,入院時の年齢,性別および右室収縮期圧は7.7,95%信頼区間(CI)2.1~27.9;P=0.002)と有意に関連していた。入院の最初の5日間,IリードにおけるS波(HR 26.4,95%CI 3.1-226.6;P=0.003),aVLにおけるS波(HR 21.5,95%CI 2.6-175.3;P=0.004)および右束枝ブロック構成(HR 5.2,95%CI 1.3~20.8;P=0.020)の3つのECG徴候の分解能は30日生存と関連していた。鉛aVLにおけるS波分解能を有する中間高および高リスク肺塞栓症患者は,それぞれ,0.0%および7.1%30日全死因死亡率を有した。第1リードとaVLのS波と右束分岐ブロックの解像度を有する患者は,退院時の右心室収縮期血圧(27±13対13±15mmHg;Iリード分解能におけるS波に対するP=0.011,aVL分解能におけるS波に対するP=0.011および右束枝ブロック分解能に対する2±14対9±14mmHg;P=0.040,右束枝ブロック分解能に対するP=0.040)のより顕著な変化を有した。結論:ECGにおけるS波および右束枝ブロックの分解能は,中高および高リスク肺塞栓症患者におけるより低い全原因30日死亡率と相関する。最初のリードおよびaVLおよび右束分岐ブロックにおけるS波の分解能は,右心室収縮期圧の低下と相関する。Copyright The European Society of Cardiology 2019 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *心電図 ,  分解能 ,  血液動態 ,  死亡率 ,  ICU【医療】 ,  *肺塞栓症 ,  収縮期血圧
準シソーラス用語： 陰性T波 ,  右心室 ,  総死亡率 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 肺塞栓症 ,  心電図 ,  分解能 ,  予後

分類 (1件)： 循環系の診断  (GJ02000V)

タイトルに関連する用語 (5件)： リスク ,  肺塞栓症 ,  患者の治療 ,  心電図変化 ,  重要性