文献

J-GLOBAL ID：202002224409085569   整理番号：20A0213899

最先端・特異マテリアル・ファブリケーション・デザイン 表面修飾ナノ粒子デザインのための分散・凝集挙動に関する数値シミュレーション

著者 (2件)： 久保正樹 (Tohoku Univ.) ,  塚田隆夫 (Tohoku Univ.)
資料名： セラミックス  (Bulletin of the Ceramic Society of Japan)
巻： 55  号： 1  ページ： 23-26  発行年： 2020年01月01日 
JST資料番号： S0291A  ISSN： 0009-031X  CODEN： SERAA7  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・表面を有機分子で修飾したナノ粒子はナノフルイドへの利用が期待され,溶液中におけるナノ粒子の分散・凝集状態はナノフルイドの特性制御に重要。
・有機修飾ナノ粒子の分散・凝集に及ぼす有機溶媒,有機修飾鎖の種類,表面修飾率,粒子体積率などの影響について,数値シミュレーションの研究を紹介。
・数値シミュレーション手法として離散要素法による液相三次元粒子運動シミュレーションを適用し,有機溶媒中におけるナノ粒子の挙動を解析。
・平行平板間のせん断流中における表面修飾ナノ粒子の分散・凝集挙動や溶媒蒸発に伴う表面修飾ナノ粒子の構造形成過程のシミュレーションについて紹介。

シソーラス用語： *流体 ,  *ナノ粒子 ,  表面改質 ,  化学修飾 ,  有機化合物 ,  *分散【dispersion】 ,  凝集 ,  計算機シミュレーション ,  数値解析 ,  有機溶媒 ,  分子鎖 ,  体積率 ,  液相 ,  離散系 ,  運動方程式 ,  三次元 ,  剪断流 ,  蒸発 ,  構造形成 ,  材料設計
準シソーラス用語： *ナノ流体 ,  離散要素法

分類 (2件)： 流体動力学一般  (BC02010G) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

引用文献 (7件)：

• J. Zhang, S. Ohara, M. Umetsu, T. Naka, Y. Hatakeyama and T. Adschiri, Adv. Mater., 19, 203-206 (2007).
• M. Fujita and Y. Yamaguchi, J. Chem. Eng. Japan, 39, 83-89 (2006).
• M. Fujita and Y. Yamaguchi, Phys. Rev. E., 77, 026706 (2008).
• S. Usune, M. Ando, M. Kubo, T. Tsukada, K. Sugioka, O. Koike, R. Tatsumi, M. Fujita, S. Takami and T. Adschiri, J. Chem. Eng. Japan, 51, 492-500 (2018).
• S. Usune, M. Kubo, T. Tsukada, O. Koike, R. Tatsumi, M. Fujita, S. Takami and T. Adschiri, Powder Technol., 343, 113-121 (2019).

タイトルに関連する用語 (7件)： 最先端 ,  表面修飾 ,  ナノ粒子 ,  デザイン ,  凝集 ,  挙動 ,  数値シミュレーション