文献

J-GLOBAL ID：202002224718742620   整理番号：20A0471139

環境試料のヒ素スペシエーション分析【JST・京大機械翻訳】

Arsenic speciation analysis of environmental samples

著者 (3件)： Ardini Francisco (Department of Chemistry and Industrial Chemistry, University of Genoa, Via Dodecaneso 31, I-16146 Genoa, Italy. [e-mail]) ,  Dan Greta ,  Grotti Marco
資料名： Journal of Analytical Atomic Spectrometry  (Journal of Analytical Atomic Spectrometry)
巻： 35  号： 2  ページ： 215-237  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0770C  ISSN： 0267-9477  CODEN： JASPE2  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2004年と2018年の間に公表された環境試料のヒ素スペシエーション分析の分野における関連論文を,研究されたマトリックスと研究された種に従った分析手順に焦点を合わせてレビューした。土壌,堆積物,陸上および海洋生物,大気粒子および様々なタイプの天然水を含む主な環境マトリックス中の約50のヒ素化合物の同定および定量のための適切な分析法を開発した。ヒ素種(水または脂溶性)およびマトリックス(生物的または非生物的)に依存して種々の抽出/分配スキームを適用したが,水試料は一般的に直接分析された。誘導結合プラズマ質量分析と組み合わせた液体クロマトグラフィー(LC)は,選択の分析技術によるものであるが,多くの研究が他のカップリング(LCからさらなる原子および質量分析技術)またはX線法にも適用されている。これらの手順を適用することにより,環境中のヒ素の発生に関する大量の情報が得られ,また,ヒ素脂質やチオヒ素などの新しい化合物の発見が含まれる主な過程の解明が得られた。しかし,残留するギャップと課題は,様々な環境区画におけるヒ素化合物の起源と変換に関する基礎研究と毒性ヒ素種のルーチンモニタリングの両方においてまだ存在している。従って,これらの問題に取り組む試みは,将来の研究を推進すると思われる。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *ヒ素 ,  *環境試料 ,  質量分析 ,  堆積物 ,  液体クロマトグラフィー ,  海洋生物 ,  脂質 ,  浮遊粒子状物質 ,  水試料 ,  ICP-MS分析 ,  陸地 ,  ヒ素化合物 ,  天然水
準シソーラス用語： 脂溶性 ,  *ヒ素スペシエーション , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 食品の汚染  (FJ01053P) ,  抽出  (CC01040H)

タイトルに関連する用語 (3件)： 環境試料 ,  ヒ素 ,  スペシエーション分析