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J-GLOBAL ID：202002224778178379   整理番号：20A2491944

バルク磁性材料の開発最前線 Sm-Fe-N焼結磁石の実現に向けた粉体粉末冶金プロセスの開発最前線

著者 (1件)： 高木健太 (産業技術総合研)
資料名： 金属  (Materials Science & Technology)
巻： 90  号： 11  ページ： 889-897  発行年： 2020年11月01日 
JST資料番号： F0157A  ISSN： 0368-6337  CODEN： KNZKA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・Sm₂Fe₁₇N₃合金は次世代モーター用「ポスト・ネオジム磁石」の最有力候補の一つであり,本稿では,焼結磁石の可能性,高保磁力の発現,最新の粉末冶金プロセス開発の取り組みについて解説。
・筆者らは,Sm₂Fe₁₇N₃合金の焼結による保磁力低下の原因は,熱分解ではなく粉末表面の酸化膜にあることを解明し,粉砕から焼結まで酸化膜を形成しない低酸素粉末冶金システムを開発。
・Sm₂Fe₁₇N₃微粉末の直接合成手法として「還元拡散法」に着目し,粒径を0.5μmまで微細化する技術や除酸化工程を開発して32kOeまでの高保磁力の発現を達成。

シソーラス用語： 永久磁石 ,  PMモータ ,  *永久磁石材料 ,  *鉄合金 ,  サマリウム含有合金 ,  窒素含有合金 ,  焼結合金 ,  粉末冶金 ,  粉末製造 ,  酸化膜 ,  酸化防止 ,  粒度分布 ,  粒度依存性 ,  保磁力 ,  表面被覆 ,  グローブボックス ,  結晶粒微細化
準シソーラス用語： 永久磁石モータ ,  希土類磁石 ,  *焼結磁石 ,  粉末冶金技術 ,  高保磁力 ,  還元拡散法 ,  粒微細化

分類 (3件)： 粉末製造  (WC02020M) ,  圧粉,焼結  (WC02030X) ,  磁気的性質  (WB02020J)

タイトルに関連する用語 (9件)： バルク ,  磁性材料 ,  開発 ,  Sm ,  Fe ,  焼結磁石 ,  粉体 ,  粉末冶金 ,  プロセス