抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:異なる程度の睡眠障害が住民の骨量に与える影響を検討し、骨粗鬆症の早期予防治療に科学的な根拠を提供する。方法;2012年6月から2019年6月まで,南西大学病院健康管理センターでピッツバーグ睡眠品質指数(PSQI)スコアと二重エネルギーX線橈骨遠位骨密度測定の漢民族成人28756名(男性14355名,女性14401名)を完成した。睡眠状況はPSQIスコアで判定し,睡眠正常,軽度,中,重度睡眠障害を含む。骨密度T値で骨量を測定し、骨量正常、骨量減少、骨粗鬆症を含む。睡眠の質と骨量間の相関は,カイ二乗検定と重回帰分析によって評価された。結果;28756名の被験者は,骨量正常17039名(59.3%),骨量減少7916名(27.5%),骨粗鬆症3801名(13.2%)を検出した。PSQIの総得点は(5.6±1.4)点であり、その中に睡眠障害がないのは15936名(55.4%),軽度睡眠障害は5965名(20.7%)、中度睡眠障害は4897名(17.0%),重度睡眠障害は1958名(6.8%)であった。軽度睡眠障害群の骨粗しょう症の検出率は睡眠障害のない群(χ2=0.948,P>0.05)と有意差がなかった。中等度睡眠障害群の骨粗鬆症の検出率は軽度睡眠障害群より高く(χ2=525.583,P<0.01),重度睡眠障害群の骨粗鬆症の検出率は中等度睡眠障害群より高かった(χ2=1124.877,P<0.01)。重回帰分析の結果により、女性、年齢の増加、脳力活動を主とする職業、喫煙、PSQIの総得点が高い患者の骨密度T値は低い(いずれもP<0.05)が、日常の中高強度体力活動を主とする患者はT値が高い(P<0.05)。結論:睡眠障害は都市住民の骨量流失の危険因子の一つであり、骨粗鬆症予防の潜在的な標的と示唆される。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】