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J-GLOBAL ID:202002224894073020   整理番号:20A0770099

生物医学応用のための電気紡糸PET/PCL小直径ナノ繊維導管【JST・京大機械翻訳】

Electrospun PET/PCL small diameter nanofibrous conduit for biomedical application
著者 (3件):
資料名:
巻: 110  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: W0574A  ISSN: 0928-4931  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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近年,心血管疾患に起因する死亡率は世界中で劇的に増加している。組織工学は,欠損体組織のための人工組織の置換基を提供するための新規で効率的なアプローチと考えられている。この目的のために,天然血管の物理的および機械的性質に似た足場の作製,および適切な細胞の培養は有望なアプローチであると思われる。血管壁の繊維構造により,電気紡糸により生産されたナノ繊維足場は,血管組織工学のための適切な選択になり得る。人工血管の主な特性の一つは,その自然特性を模倣するために,天然のものとの機械的性質の整合性である。そこで,本研究では,異なるブレンド比を有する2つの生体適合性高分子,ポリエチレンテレフタレート(PET)およびポリカプロラクトン(PCL)を,6mmの内径を有する管状ナノ繊維構造に電気紡糸し,引張強さ,弾性率,コンプライアンス,破裂圧力,弾性回復および縫合保持などの機械的性質を調べた。結果は,PET/PCL(1:3)が,その縦方向および横方向の引張強さが,それぞれ,約9.47および6.38MPaであると報告された天然のものと,より良い類似の特性を有することを明らかにした。破断時の縦歪,コンプライアンス,破裂圧,および縫合保持は,それぞれ,205.88±51.12%,4.19±0.78%/100mmHg,6378.76±2159.20mmHg,および287.73±13.10GMFであった。本研究試料の弾性率は60.21±12.49%であり,このことは,MTT試験が細胞培養のための適切な基質を確認したので,このサイズの人工血管に対する良好な候補である可能性がある。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
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医用素材 

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