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J-GLOBAL ID：202002225013319984   整理番号：20A2587890

多層折りたたみグラフェンの機械特性をアニーリング温度によって制御した。【JST・京大機械翻訳】

Manipulations on mechanical properties of multilayer folded graphene by annealing temperature:a molecular dynamics simulation study

著者 (2件)： Li Xingxin (上海交通大学船舶海洋与建筑工程学院工程力学系, 上海 200240) ,  Li Siping (上海交通大学船舶海洋与建筑工程学院工程力学系, 上海 200240)
資料名： Wuli Xuebao  (Wuli Xuebao)
巻： 69  号： 19  ページ： 247-254  発行年： 2020年 
JST資料番号： B0628A  ISSN： 1000-3290  CODEN： WLHPA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： アニーリングはグラフェンのマクロ組立材料に常用される製造技術の一つであり、その性能の調節に広く応用されている。グラフェンベース材料において、グラフェンシートは、その自身の二次元特性により、通常、マイクロナノスケールで多層折り畳み構造を呈する。しかし、このミクロ構造が材料の機械的性質のアニーリング制御に与える影響はまだ十分に分かっていない。多層折り畳みグラフェンの機械的性質とアニーリング温度の間の制御関係を解明するために,弾性係数,引張り強度,極限歪,および破壊靱性のような,いくつかの重要な機械的性質パラメータに及ぼすアニーリング温度の依存性を,分子動力学シミュレーションに基づいて研究した。さらに,微細構造の進化過程を観察し,性能制御現象の物理的機構を明らかにした。結果により、より高いアニーリング温度は多層折り畳みグラフェンの弾性係数と引張り強度を増強できるが、同時にその極限ひずみを弱め、その破壊靭性は一定のアニーリング温度範囲内で強化できる。研究により、以上の力学特性の制御作用は、より高いアニーリング温度により、より密な層間架橋を引き起こし、それによって、折り畳み領域の層間界面の相互作用を増強させ、折り畳み構造の形態展開を制限し、構造破壊モードを転移させることが分かった。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 界面 ,  *焼なまし ,  相互作用 ,  弾性係数 ,  破壊靱性 ,  *折畳み ,  引張強さ ,  二次元 ,  生産技術 ,  破壊モード ,  *グラフェン
準シソーラス用語： *アニーリング温度 ,  ナノスケール ,  分子動力学シミュレーション ,  力学的性質 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  数理物理学  (BA03000W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 多層 ,  折りたたみ ,  グラフェン ,  機械特性 ,  アニーリング温度