文献
J-GLOBAL ID:202002225055615905   整理番号:20A0124840

ウイルス陰性リンパ性心筋炎患者におけるミコフェノール酸モフェチルの有効性と安全性:前向きコホート研究【JST・京大機械翻訳】

Efficacy and safety of mycophenolate mofetil in patients with virus-negative lymphocytic myocarditis: A prospective cohort study
著者 (13件):
資料名:
巻: 106  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0754A  ISSN: 0896-8411  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ウイルス陰性リンパ球性心筋炎(VNLM)は,治療が困難な重篤な炎症性心疾患である。著者らは,VNLM患者におけるミコフェノール酸モフェチル(MMF)の有効性を評価することを目的とした。【方法】患者は,この前向きコホート研究に登録され,同時に全身性免疫疾患(SIDs)の症例における初期治療として,またはアザチオプリンに対する孤立性心筋炎不耐性/耐性における救済療法として,MMFで治療された。すべては,最初に心内膜心筋生検のために評価した。ECG,24時間ホルター,心エコー,トロポニンTおよびNT-proBNPを,ベースラインおよび6か月後にすべての患者において得た。一次エンドポイントは,6か月後の心エコー図上の左室駆出率(LVEF)の変化であった。二次転帰:血清NT-proBNPとトロポニン-Tレベルの減少,LV拡張-拡張容積(LVEDV)の減少,局所壁運動異常(RWMA)の改善,および臨床状態の修正。20名の患者(10名の女性,32名の年齢の中央値(41~59歳))を登録した。ベースライン心エコーは,11人の患者(55%)でLVEFの低下(<55%)および53.5[44~60.5]%のLV-EFの中央値を明らかにした。ベースライン中央値トロポニンTとNT-proBNPは,それぞれ50.5(14.4-288.5)ng/Lと257.0(90.5-912.0)pg/mlであった。6か月後に,平均LVEFは,付随するステロイド用量に関係なく,有意に改善した(57[50~61]%,p=0.016)。一貫して,6か月後にLVEDVは135±50mlから114±38ml(p<0.001)に減少し,6名の患者のみがRWMAを有していた(p=0.016)。心機能の改善は,トロポニンT(12.0[10.0-24.0],p=0.02)とNT-proBNP(79.5[74.5-223-2],p=0.007)の減少と呼吸困難NYHAクラスII-III(p=0.02)患者数の減少により平行した。患者のいずれも薬物中断を必要としなかった。MMFは,第一選択薬としてのVNLMにおける安全で効果的な治療選択肢である。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (5件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  サイトカイン  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般  ,  運動器系疾患の薬物療法  ,  免疫反応一般 

前のページに戻る