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J-GLOBAL ID：202002225074360323   整理番号：20A1246136

IR分光法によるCMコンドライト間の相対的水変質と加熱の識別【JST・京大機械翻訳】

Distinguishing relative aqueous alteration and heating among CM chondrites with IR spectroscopy

著者 (8件)： Hanna R.D. (Jackson School of Geosciences, University of Texas at Austin, Austin, TX 78712, USA) ,  Hamilton V.E. (Department of Space Studies, Southwest Research Institute, Boulder, CO 80302, USA) ,  Haberle C.W. (School of Earth and Space Exploration, Arizona State University, Tempe, AZ 85287, USA) ,  King A.J. (School of Physical Sciences, The Open University, Walton Hall, Milton Keynes MK7 6AA, UK) ,  King A.J. (Planetary Materials Group, Department of Earth Sciences, Natural History Museum, Cromwell Road, London SW7 5BD, UK) ,  Abreu N.M. (Earth Science Program, Pennsylvania State University, Du Bois, PA 15801, USA) ,  Friedrich J.M. (Department of Chemistry, Fordham University, Bronx, NY 10458, USA) ,  Friedrich J.M. (Department of Earth and Planetary Sciences, American Museum of Natural History, New York, NY 10024, USA)
資料名： Icarus  (Icarus)
巻： 346  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： C0552B  ISSN： 0019-1035  CODEN： ICEXA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 薄い断面の赤外(IR)分光法を用いて,炭素質小惑星の観測を文脈化できるこれらの過程のスペクトル指標を文書化するために,一連のCMコンドライトの相対的な程度を特性化した。著者らは,CMの漸進的な水性変化が2つのスペクトル領域に現れることを見出した。低波数領域(1200-400cm-1;8-25μm)は,水性変質が進行するにつれて,無水ケイ酸塩に対するMg-Feフィロケイ酸塩の割合が増加し,Christiansen特徴(CF)が低波数にシフトし,Si-O曲げバンドが最小になり,Mg-OHバンドの深さが増加した(~625cm-1)。岩石学的サブタイプによる最も強い相関(R2=0.90)はCFとSi-O伸縮バンド極小の間の距離であり,それは試料の岩石学的サブタイプを0.1以内に予測する。高波数領域(4000-2500cm-1,≦3.33μm)は変化したCMの中でMg-Fe蛇紋石とtochil石の存在量と組成の変化をプローブし,すべての中程度から高度に変化したCM(≦2.3)は3690cm-1(2.71μm)のバンド放出最大値を示し,Feを含む蛇紋石とtochil石の寄与から生じる複雑な形状をもつ。弱く加熱されたCMs(ステージII;300~500°C)の中で,低波数領域はSi-O伸縮バンドの広がりとその最小から低波数へのシフトとMg-OHバンドの消失を含むフィロケイ酸塩の脱水と脱ヒドロキシル化から生じるスペクトル特徴を示す。Si-O曲げバンド極小の位置は温和な加熱によって影響されないように見える。広く加熱されたCM(ステージIII+;>500°C)は,二次,Fe含有かんらん石および低Ca輝石のスペクトル特徴により支配される低波数領域を有し,従って,加熱しないおよび穏やかに加熱したCMsから容易に識別できる。全ての加熱CMsのOH/H_2Oバンドは広く,非加熱CMsよりも低い波数(≦3636cm-1;≧2.75μm)での発光ピークを有するが,スペクトルと岩石学的証拠は,著者らの加熱CMsが地球の再水和により損なわれていることを示唆している。本研究は,熱変成効果がマトリックス内に集中し,CM WIS91600のマトリックスが加熱前にCI様鉱物を持つことを示唆した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 赤外線 ,  岩石学 ,  かんらん石 ,  変成作用 ,  カルシウム ,  鉄 ,  二酸化ケイ素 ,  *コンドライト ,  小惑星 ,  スペクトル ,  輝石 ,  蛇紋石 ,  脱ヒドロキシ ,  波数
準シソーラス用語： 再水和 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 分光法 ,  いん石 ,  地質学的プロセス ,  小惑星 ,  組成

分類 (1件)： 流星,すい星,いん石  (DB04040A)

タイトルに関連する用語 (5件)： IR分光法 ,  Cm ,  コンドライト ,  変質 ,  識別