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J-GLOBAL ID:202002225259386465   整理番号:20A0474029

2/O廃水処理プラントにおける全水銀とメチル水銀の移動と変換【JST・京大機械翻訳】

Total mercury and methylmercury migration and transformation in an A2/O wastewater treatment plant
著者 (9件):
資料名:
巻: 710  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0501B  ISSN: 0048-9697  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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都市下水処理施設(MWTP)は水銀(Hg)汚染低減において重要な役割を果たす。しかし,MWTP,特に嫌気性-好気性(A2/O)プロセスに基づく植物によるHgの輸送と変換を定量化した研究はほとんどなかった。ここでは,植物における全水銀(THg)と全メチル水銀(TMeHg)の物質収支を示し,システムにおけるメチル水銀(MeHg)の発生と運命に及ぼすpH,温度,溶存酸素の影響を調べた。生下水中のTHgとTMeHgの濃度は,それぞれ40.3±26.6ng/L(4.3±2.7g/日)と1.9±0.6ng/L(193±58mg/日)であった。植物の流出水におけるそれらの濃度は7.4±1.5ng/L(0.74±0.2g/日)と0.04±0.01ng/L(3.9±1.0mg/日)であり,THgに対する~82%の減少とTMeHgに対する~98%の減少に対応した。植物内では,THgの~10%のみが一次沈降で除去され,生下水中のHgは主に溶解型であった。対照的に,TMeHgのかなりの部分(~43%)は,流入する粒子状物質と関連していた。残りのHgの多くは,その後のA2/Oプロセスと二次沈殿において除去され,脱水スラッジへの植物移動に入るTHgの78%(濃度1.05±0.28μg/g;3.2±0.8g/日)であった。これらの同じステップは,水中のTMeHgを約95%減少させ,その減少の<10%がスラッジへ移動した(濃度2.1±1.1ng/g;6.2±3.3mg/日)。>90%のTMeHg分解を示唆した。加えて,TMeHg濃度の変動に影響を及ぼす最も重要な因子はpHであり,次に温度であった。溶存酸素はTMeHgとDMeHgとの関係を示さなかった。全体として,本研究は,A2/O MWTPが廃水からMeHgを効果的に除去するが,スラッジは環境へのHgの重要な潜在的供給源であることを示す。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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水銀とその化合物 
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