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J-GLOBAL ID:202002225280083715   整理番号:20A0210240

ミトコンドリア分裂と抗真菌薬感受性との関連を明らかにしたCandida albicans DNM1半数体変異体のプロテオミクス解析【JST・京大機械翻訳】

Proteomics Analysis of Candida albicans dnm1 Haploid Mutant Unraveled the Association between Mitochondrial Fission and Antifungal Susceptibility
著者 (10件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: e1900240  発行年: 2020年 
JST資料番号: W1303A  ISSN: 1615-9853  CODEN: PROTC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Candida albicansは主な真菌病原体であり,全身性カンジダ症の症例では40%と高い関連死亡率で約15%の医療感染症を占める。C.albicans感染症に対する抗真菌薬は限られており,耐性の上昇は避けられない問題である。従って,抗真菌性応答の背後にある機構を理解することは,Candida感染を組み合わせることに焦点を当てた研究の一つである。ここでは,最近開発されたC.albicans半数体モデルを用いて,Dnm1により調節されるミトコンドリア分裂と抗真菌に対する病原体応答との間の関連性を調べた。dnm1Δとその野生型半数体親,GZY803のプロテオーム解析は,ミトコンドリア構造と機能,細胞壁と細胞膜に関連する蛋白質の変化を明らかにした。抗真菌感受性試験により,dnm1ΔはGZY803よりも新規抗真菌SM21に感受性であることを明らかにした。活性酸素種放出,抗酸化応答,脂質過酸化および膜損傷の分析は,dnm1ΔとSM21に対する感受性の間の関係を明らかにした。SC5314二倍体におけるDynasore誘導ミトコンドリア阻害は,この知見を裏付ける。興味深いことに,Dynasore-primed SC5314培養は,試験した全ての抗真菌薬に対する感受性の増加を示した。これらのデータは,C.albicansの抗真菌感受性におけるミトコンドリア分裂の重要な寄与を示唆する。したがって,ミトコンドリア分裂は,抗C.albicans治療における併用療法の潜在的標的となり得る。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物の生化学  ,  生物物理的研究法  ,  生物学的機能  ,  遺伝子発現 

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