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J-GLOBAL ID：202002225307132299   整理番号：20A2544582

浸水津波流における海岸植生の洗掘下方流に関する実験的研究

Experimental study of scouring downstream of coastal vegetation in an inundating tsunami current

著者 (3件)： Ali Arshad (Graduate School of Science and Engineering, Saitama University, Saitama, Saitama, Japan) ,  Tanaka Norio (Graduate School of Science and Engineering, Saitama University, Saitama, Saitama, Japan) ,  Tanaka Norio (International Institute for Resilient Society, Saitama University, Saitama, Japan)
資料名： Landscape and Ecological Engineering (Web)  (Landscape and Ecological Engineering (Web))
巻： 16  号： 4  ページ： 273-287  発行年： 2020年 
JST資料番号： U2163A  ISSN： 1860-1871  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 沿岸森林低水敷での津波流浸水による局所洗掘は,漂流木を生産することによって,森林の津波緩和の利点を大いに減少する。本研究の目的は,それを通過する流れによる,内部および背後の森林モデル(FM)の洗掘プロファイルを分析し,FM内の固定的および移動的林床のケースにおける洗掘現象を比較することであった。初期水深(水路内のFMなしでの水深,h_o=3cm~7cm),FMの密度(密G/d=0.25,中間G/d=1.09,および疎G/d=2.13)を変えて,2系列の水路実験を実施し,G=水流への横方向の各シリンダ間のクリア間隔,d=シリンダ直径)および植生厚さ(dn)180,380,580 No.cm。一連の実験1および2では,それぞれ3つの植生密度に対して,またそれぞれについて,FM内の固定床および中間密度に対しては移動可能な林床ケースのみで実験を行った。FMの背後の下流の洗掘プロファイル,バックウォーターの上昇,およびFM内部の水表面勾配を調べた。固定床の場合,180,380および580No.cmの3つの密度において,中間FMケースで最小洗掘を測定した。FM内部の固定林床において,最大洗掘の位置はFMの下流端から移動し,一方,FM内部の移動林床の場合,最大洗掘の位置はFM内部下流端に向かって移動した。沿岸森林中の浸水は樹木を損傷する,したがって,森林内の光環境および局所洗掘が起こる森林の背後の空間に制約がないならば,草植栽などによって森林内の床を安定化させることが推奨される。Copyright International Consortium of Landscape and Ecological Engineering 2020 Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 越流 ,  *津波 ,  *浸水 ,  *洗掘 ,  局所洗掘 ,  植生 ,  環境 ,  *森林
準シソーラス用語： 津波越流 ,  林床 ,  森林植生 ,  光環境 ,  *海岸林

著者キーワード (4件)： 沿岸植生 ,  ドリフトウッド ,  局所洗掘 ,  背水上昇

分類 (2件)： 森林生物学一般  (FF02010T) ,  水文学一般  (DC07010R)

タイトルに関連する用語 (4件)： 浸水 ,  津波 ,  洗掘 ,  実験的研究