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J-GLOBAL ID:202002225498316329   整理番号:20A1098475

トラネキサム酸を受けた成人外傷患者における死亡率と合併症率: 衝突後2年における単一施設の経験【JST・京大機械翻訳】

Mortality and Complication Rates in Adult Trauma Patients Receiving Tranexamic Acid: A Single-center Experience in the Post-CRASH-2 Era
著者 (10件):
資料名:
巻: 27  号:ページ: 358-365  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2478A  ISSN: 1069-6563  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:CRASH-2試験は,有意な外傷性出血を有する成人におけるトラネexam酸(TXA)が死亡率を安全に低下させることを示した。CRASH-2試験は米国のサイトを含まなかったことから,CRASH-2時代の米国レベルI外傷センターでTXAを受けている成人外傷患者における患者の特徴,TXA投与戦略および死亡率と有害事象の発生率を評価することを目的とした。方法:2014年7月から2017年6月までの急性傷害後にTXAを受けた18歳以上の患者を含む遡及的研究を行った。著者らは,TXAを経口投与した患者,選択的外科的処置または非外傷適応のためにTXAを受けた患者,損傷後8時間以上を受けた患者,および救急部門到着時に心停止を有する患者を除外した。訓練された抽出者は,外傷登録と病院の電子カルテからデータを収集した。著者らの一次転帰尺度は,傷害から28日以内に院内死亡と急性血栓塞栓イベントであった。結果:平均(±SD)年齢43.8(±18.7)歳の273人の患者を対象とした。外傷時からのTXA投与の平均(±SD)時間は,3時間以内にTXAを受けた229人の患者(83.9%)で,1.55(±1.2)時間であった。損傷から28日以内の全死亡率は12.8%(95%信頼区間[CI]=8.9%~16.7%)であり,CRASH-2試験(14.5%,95%CI=13.9%~15.2%)と比較して類似していた。急性血栓塞栓性イベントの発生率は6.6%(95%CI=3.7%~9.5%)であり,CRASH-2試験(2.0%,95%CI=1.73%~2.27%)より高かった。著者らのコホートにおける患者は,CRASH-2コホートにおけるそれらより,手術(64.8%対47.9%)と輸血(74.0%対50.4%)をより頻繁に受けた。結論:TXAを受けている成人外傷患者は,CRASH-2試験と比較して死亡率が類似していたが,血栓塞栓イベントの発生率が高かった。患者の特徴,外傷重症度,TXA投与量,および手術と輸血率の変化は,これらの観察された差を説明することができた。更なる研究は,TXA使用における血栓塞栓性イベントの発生率と危険因子へのさらなる洞察を提供するために必要である。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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外傷の治療  ,  血液・体液作用薬の臨床への応用 
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