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J-GLOBAL ID：202002225539560487   整理番号：20A1537907

核ホスファチジルイノシトール5-ホスファターゼはトリパノソーマにおける変異体表面糖蛋白質遺伝子の対立遺伝子排除に必須である【JST・京大機械翻訳】

Nuclear Phosphatidylinositol 5-Phosphatase Is Essential for Allelic Exclusion of Variant Surface Glycoprotein Genes in Trypanosomes

著者 (3件)： Cestari Igor ,  McLeland-Wieser Hilary ,  Stuart Kenneth
資料名： Molecular and Cellular Biology  (Molecular and Cellular Biology)
巻： 39  号： 3  ページ： Null  発行年： 2018年 
JST資料番号： E0266B  ISSN： 0270-7306  CODEN： MCEBD4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 変異体表面糖蛋白質(VSG)遺伝子のABSTRACT対立遺伝子排除は,抗原変異による宿主抗体応答を回避するアフリカトリパノソーマに必須である。この寄生虫が2,000VSG遺伝子の1つだけを発現する機構は不明である。核ホスファチジルイノシトール5-ホスファターゼ(PIP5Pアーゼ)は,多蛋白質複合体においてレプレッサー活性化因子蛋白質1(RAP1)と相互作用し,VSG対立遺伝子排除の制御において機能することを示した。RAP1は,PIP5Pアーゼ基質ホスファチジルイノシトール3,4,5-トリスリン酸[PI(3,4,5)P3]に結合し,PI(3,4,5)P3脱リン酸化を阻害するPIP5Pアーゼの触媒変異は,すべてのテロメア発現部位(ES)およびサイレントサブテロメアVSG配列からVSGの同時転写を生じる。PIP5PアーゼとRAP1は,特に70-bp反復とテロメアでテロメアESに結合し,それらの結合はPIP5Pアーゼ不活性化またはノックダウンにより変化し,ESクロマチン組織の変化を意味した。著者らのデータは,PIP5PアーゼがRAP1によるPI(3,4,5)P3結合を制御し,従ってテロメアとサブテロメアVSG遺伝子のRAP1サイレンシングを制御することを示唆する。したがって,VSG遺伝子の対立遺伝子排除は核ホスホイノシチドの制御を必要とする可能性がある。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 相互作用 ,  リン酸 ,  *遺伝子 ,  寄生虫 ,  クロマチン ,  抗体 ,  *糖タンパク質 ,  *ホスファターゼ ,  レプレッサー ,  *トリパノソーマ属 ,  テロメア ,  抗原変異 ,  遺伝子サイレンシング
準シソーラス用語： ホスホイノシチド ,  遺伝子ノックダウン法 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 分子遺伝学一般  (EC02010J) ,  遺伝子発現  (EC02040Q)

タイトルに関連する用語 (9件)： 核 ,  ホスファチジルイノシトール ,  ホスファターゼ ,  トリパノソーマ ,  変異 ,  体表面 ,  糖蛋白質 ,  遺伝子 ,  対立遺伝子排除