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J-GLOBAL ID：202002225567898516   整理番号：20A1668199

流体エネルギー資源の開発過程における意思決定に資する情報収集とその定量評価

著者 (1件)： 合田隆 (東大 大学院工学系研究科)
資料名： 新井科学技術振興財団事業年報
号： 24  ページ： 48-53  発行年： 2018年11月30日 
JST資料番号： J1027A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・石油,天然ガス等の流体エネルギー資源の開発プロジェクトへの参入,撤退の意思決定に際しての油層性状に関する情報収集の経済的価値分析法につき検討。
・意思決定における選択肢についての完全情報の有無による効用関数を用いた部分完全情報の期待価値EVPPIを金銭的価値と見なし,意思決定論的感度分析指標と定義。
・EVPPIのマルチレベルモンテカルロ法による推定におき,最適な収束レートが得られる計算アルゴリズムを構築。
・油価,地層水処理,水圧入に開発の各コストを考慮した油層開発模擬問題に本アルゴリズムを応用し,総計算コストを削減しながら不確実性下で意思決定が可能な例を提示。

シソーラス用語： 意思決定 ,  *意思決定支援システム ,  エネルギー資源 ,  プロジェクト ,  情報収集 ,  価値分析 ,  効用関数 ,  期待値 ,  感度解析 ,  モンテカルロ法 ,  *油層開発 ,  不確実性 ,  *アルゴリズム
準シソーラス用語： 開発プロジェクト ,  *計算アルゴリズム

分類 (2件)： 計算理論  (JB02000A) ,  油田・ガス田開発  (UA02050L)

引用文献 (12件)：

• R. A. Howard, Information value theory, IEEE Trans. Syst. Sci. Cybern., 2(1), 22-26 (1966).
• R. B. Bratvold, J. E. Bickle and H. P. Lohne, Value of information in the oil and gas industry: Past, present, and future, SPE Res. Eval. & Eng., 12(4), 630-638 (2009).
• T. Goda, M. Nakayasu, D. Murakami and K. Sato, Effects of likelihood functions on value of information analysis in resource development, J. Jpn Petrol. Inst., 58(6), 376-383(2015).
• M. Nakayasu, T. Goda, K. Tanaka and K. Sato, Evaluating the value of single-point data in heterogeneous reservoirs with the expectation-maximization algorithm, SPE Econ. & Mgmt, 8(1), 1-10 (2016).
• M. B. Giles and T. Goda, Decision-making under uncertainty: using MLMC for efficient estimation of EVPPI, Submitted for publication. Available at https://arxiv.org/abs/1708.05531.

タイトルに関連する用語 (6件)： 流体 ,  エネルギー資源 ,  開発過程 ,  意思決定 ,  情報収集 ,  定量評価