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J-GLOBAL ID:202002225690383099   整理番号:20A1191816

水酸化テトラブチルアンモニウム中の天然軟質木材リグニンの好気性酸化によるバイオ系芳香族化合物の選択的生産【JST・京大機械翻訳】

Selective production of bio-based aromatics by aerobic oxidation of native soft wood lignin in tetrabutylammonium hydroxide
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資料名:
巻: 10  号: 33  ページ: 19199-19210  発行年: 2020年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Bu_4NOHの水溶液における天然ソフト木材リグニンの好気性酸化は,工業におけるプラットフォーム化学物質の1つであるバニリン(4-ヒドロキシ-3-メトキシベンズアルデヒドの効率的生産を促進する。Bu_4NOHベースの水溶液中のO_2下での120°C,4hでのスギ(Cryptomeria japonica)木粉の酸化は,出発原料のクラソンリグニン含有量に基づき,23.2wt%収率でバニリンを生産した。この収率は同じ材料(27.2%)のアルカリ性ニトロベンゼン酸化のそれに匹敵し,著者らの好気性酸化がバニリン生産のための木粉の完全な可能性を利用することを示した。リグニンモデル化合物による更なる機械的研究は,バニリン生成が主に連続反応により起こることを示唆した:リグニン重合体の中間単位におけるβ-エーテル結合のアルカリ触媒分解,グリセロール末端基の生成,HC_α=O末端へのO_2によるグリセロール末端基の酸化,及びHC_α=O末端からのバニリンの放出。バニリン生成に対するBu_4NOHの高性能の理由の一つは,Bu_4OHが単純なアルカリ,例えばNaOHよりも強い塩基であるという有機化学における一般的理解によって説明された。他のより基本的な機械的側面は,Bu_4N+が,おそらくカチオンとHC_α=O末端基間の強い相互作用により,バニリン前駆体(C_αHO末端基)の不均化を抑制することであった。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (1件):
分類
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木材化学 

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