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J-GLOBAL ID:202002225717712458   整理番号:20A2610992

微生物によるコンクリートのひび割れ閉塞作用に関する実験的検討

An experimental study on crack sealing effect of self-healing concrete using bacteria
著者 (4件):
資料名:
巻: 20  ページ: ROMBUNNO.56  発行年: 2020年10月 
JST資料番号: L6941B  ISSN: 2434-7396  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究は,特定の微生物の働きによるコンクリートのひび割れ閉塞効果の把握を目的として試験を行った.試験では2種類のセメントを使用し,ひび割れを発生させた円柱のモルタル試験体を用いて通水試験を行い,微生物によるひび割れの閉塞効果を確認した.試験の結果,普通ポルトランドセメントを使用した場合,モルタルに微生物を添加することにより,ひび割れから流出する水量が減少し,ひび割れの一部が閉塞することを確認できた.一方,高炉セメントB種を使用した場合には,通水量の減少量は小さく,微生物によるひび割れ閉塞効果は小さいことを確認した.(著者抄録)
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分類 (1件):
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モルタル,コンクリート 
引用文献 (8件):
  • セメント系材料の自己修復性とその利用法研究専門委員会報告書,JCI-TC075B,2008.
  • Henk M Jonkers: Self-healing Concrete: A Biological Approach, Self-healing Materials (An Alternative Approach to 20 Centuries of Materials Science), Springer Series in Materials Science, pp.195-204, 2007.
  • Henk M Jonkers, Erik Schlangen: A Two Component Bacteria-based Self-healing Concrete, Concrete Repair, Rehabilitation and Retrofitting II, pp.215-220, 2008.
  • Henk M Jonkers, Arjin Thijssen, Gerard Muyzer, Oguzhan Copurogle, Erik Schlangen: Application of bacteria as self-healing agent for the development of sustainable concrete, Ecological Engineering, pp.230-235, 2010.
  • Virginie Wiktor, Henk M Jonkers: Quantification of Crack-healing in Novel Bacteria-based Self-healing Concrete, Cement and Concrete Composites, Vol.33, Issue7, pp.763-770, 2011.
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