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J-GLOBAL ID:202002225738879276   整理番号:20A1524283

急性神経炎症のin vitroモデルとしてのリポテイコ酸の特性化【JST・京大機械翻訳】

Characterising lipoteichoic acid as an in vitro model of acute neuroinflammation
著者 (9件):
資料名:
巻: 85  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Toll様受容体2(TLR2)は,グラム陽性細菌に由来するものを含む病原体のための主要なセンサーである。また,βアミロイドペプチド(Aβ)のような内因性炎症シグナルの効果も仲介し,その結果,慢性神経炎症条件の特徴であるミクログリア活性化とその後の神経機能障害を促進する。より最近,TLR2の役割は,不安と鬱病を含む急性炎症と関係した疾患の病因で提案されている。この研究は,ミクログリア活性化と神経完全性に与えるTLR2アゴニストリポテコ酸(LTA)の急性効果を特性化し,Aβと関係した炎症と神経機能不全に対する感受性に与えるLTA曝露の影響を評価することを目的にした。in vitroモデルとしてBV2およびN2a細胞を用い,LTAへの急性曝露は,ミクログリアにおける炎症性サイトカインおよび一酸化窒素(NO)産生を強力に促進するが,長期および慢性炎症条件下で報告されているそれと同様に,ニューロンにおいても強力に促進することを明らかにした。さらに,LTAへの曝露は,サブ閾値Aβに対する感受性を増強し,ミクログリアにおけるΔΨM1′様表現型を促進し,急性海馬切片におけるニューロン活性の調節異常を誘発することを見出した。脳由来神経栄養因子(BDNF)の模倣体を含む抗炎症剤は,慢性神経炎症合併症を軽減するのに有効であることが証明されている。さらに,LTA誘導ミクログリア活性化に及ぼす低分子TrkBアゴニストである7,8,3-トリヒドロキシフラボン(7,8,3-THF)の影響を調べた。7,8,3-THFは,LTA刺激BV2細胞におけるインターロイキン(IL)-6およびNO産生を有意に改善することを報告した。まとめると,著者らの知見は,急性神経炎症状態への治療介入のための潜在的標的としてのTLR2の探索のための支持を提供する。さらに,グラム陽性細菌病原体への曝露は加齢脳に特徴的な炎症変化に対する感受性を促進する可能性があることを提案する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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細胞生理一般 
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