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J-GLOBAL ID:202002225824233737   整理番号:20A1114022

CsCrZ_2(Z=O,S,Se,Te)ホイスラー合金における半金属強磁性の第一原理探索【JST・京大機械翻訳】

First-principles search for half-metallic ferromagnetism in CsCrZ2 (Z = O, S, Se or Te) Heusler alloys
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資料名:
巻: 98  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0044D  ISSN: 1093-3263  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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スピンに基づくデバイスの開発には,高スピン分極材料の探索が重要である。本論文では,密度汎関数理論(DFT)に基づく第一原理計算を行うことにより,CsCrZ_2(Z=O,S,SeまたはTe)ホイスラー合金の原子構造,電子的,半金属的および磁気的性質を調べた。幾何学最適化プロセスは,合金が,Hg_2CuTiのものより,Cu_2MnAl型構造においてより安定であることを示している。磁気基底状態を見出すために,合金の全エネルギーを非磁性(NM),強磁性(FM)および反強磁性(AFM)秩序化で計算した。FM秩序化が最低エネルギーをもたらし,その結果,合金が基底状態でFMであることを確認した。基底状態における凝集および形成エネルギーを計算すると,合金は化学的および熱力学的に安定であることが分かった。スピン分極バンド構造および状態密度(DOS)は,CsCrO_2,CsCrS_2およびCsCrSe_2合金が,Fermi準位で100%スピン分極を有する真の半金属であることを実証した。一方,CsCrTe_2合金は,高スピン分極材料として予測された。さらに,CsCrO_2,CsCrS_2およびCsCrSe_2合金は,それぞれ,スピンダウンバンド構造において,2.529,2.250および2.050eVのギャップを有した。計算した全磁気モーメントは,半金属合金が3.000μ_Bの積分全磁気モーメントを有し,それはSlater-Pauling則M_t=Z_T-16を満たすことを明らかにした。全磁気モーメントへの主な寄与は,Cr原子(約3.9μ_B)から生じた。さらに,古典的Heisenbergモデル内で計算したCurie温度T_Cは,約822K(CsCrO_2),685K(CsCrS_2),753K(CsCrSe_2)および636K(CsCrTe_2)であると推定した。得られた高スピン分極と室温FM秩序化により,材料はスピントロニクス技術で使用される有望な材料となる。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子の電子構造  ,  分子化合物 

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