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J-GLOBAL ID:202002225835544309   整理番号:20A2526167

こどものあそび行為発生性を高める街区公園の計画条件に関する研究-あそび実態調査(観察調査)より得られるあそび行為数データの要因分析より-

INCREASING THE CAPACITY OF PARKS TO GENERATE CHILDREN’S PLAY THROUGH PLANNING GUIDELINES-BASED ON MULTIPLE REGRESSION ANALYSIS OF THE NUMBER OF PLAY OBTAINED FROM ON-SITE OBSERVATIONS-
著者 (3件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 69-76  発行年: 2019年12月27日 
JST資料番号: L8175A  ISSN: 2758-8750  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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子どもの遊びの現場観察研究を,名古屋における都市ブロック公園である街区公園の17事例で実施した。本研究の目的は,観察された遊びの数として定義される遊びを発生させる公園の受容力を測定し,多重回帰分析によってその要因を説明することである。5変数方程式による予測は,かなり高い精度(自由度修正済み決定係数84.8%)で可能であった。受容力の主要要因は,1)遊具構成の観点による空間計画および空間機能,2)土地利用パターンによって示される周辺環境と,3)近隣におけるイベントと日付因子を表す曜日,であった。したがって,遊びを誘発する遊具の優先的導入によって遊具構成係数を調整し,また十分なゾーンを確保するための,空間計画に関するガイドラインを通して子供の遊びを増加させることを提案した。指標を定義するための遊具構成係数は,受容力増加の観点から,遊具の比較評価を可能にする。最終的に,受容力を増加させるための計画ガイドラインは,子供利用者の増加と非常に両立可能性があることを確認した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
分類
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公園,造園,緑化 
引用文献 (7件):
  • 矢田努・高木清江:都市公園におけるこどもおよび大人の交流発生性と交流空間整備に関する研究、平成22年度~平成24年度科学研究費補助金 基盤研究(C)研究成果報告書、2013.6
  • 矢田努・高木清江・仙田満:都市公園における交流の実態に関する研究-街区公園利用者のインタビュー調査にもとづく分析、こども環境学研究、第7巻第1号(通巻第18号),pp.114-120,2011.8
  • 矢田努・高木清江・仙田満:こどものあそびと交流よりみた街区公園の整備類型に関する研究-名古屋市内公園における観察調査データの分析より、こども環境学研究、第9巻第1号(通巻第24号),pp.74-80,2013.4
  • 矢田努・高木清江・仙田満:こどもの利用を高める街区公園の計画条件に関する研究-利用実態調査(観察調査)より得られる利用人数データの要因分析より、こども環境学研究、第10巻第3号(通巻第29号),pp.59-67,2014.12
  • 仙田満:こどものあそび環境、鹿島出版会、2009(原著 筑摩書房、1984)
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