文献

J-GLOBAL ID：202002225909384459   整理番号：20A0294931

胸部X線画像上の肺結節の可視性を改善するための形態学的画像処理法【JST・京大機械翻訳】

A morphological image processing method to improve the visibility of pulmonary nodules on chest radiographic images

著者 (1件)： Kimori Yoshitaka (Department of Management and Information Sciences, Faculty of Environmental and Information Sciences, Fukui University of Technology, Fukui 910-8505, Japan)
資料名： Biomedical Signal Processing and Control  (Biomedical Signal Processing and Control)
巻： 57  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： W3347A  ISSN： 1746-8094  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 胸部X線像上の肺結節影は肺癌の特徴である。しかし,結節影はしばしば非常に弱いコントラストで現れる。標的結節影は,心臓または肋骨のような強いコントラストを有する影としばしば重なる。したがって,通常のコントラスト強調法でターゲット領域を強調することは困難である。本論文では,h-ドーム変換の修正に基づく形態的減算法を用いた新しい肺結節強調法について述べた。この方法は2つの部分から成る:前処理段階と結節強化処理。前者は背景の不均一輝度を低減し,後者は結節を強調した。この方法により,肺結節領域は小結節の形状情報の使用により強調されるが,異なる形状を有する結節周辺の領域の強調が抑制される。また,この方法は,周囲の解剖学的に正常な構造のエッジと同様に,結節の境界を検出する。提案した方法の性能を,公開データベースからの合成および実際の胸部X線画像を用いた結節強調実験により検証した。さらに,提案した方法の効率をコントラスト改善指数(CII)を用いて試験し,それは小結節領域とその周辺におけるコントラストの改善の指標であり,結果を既存のコントラスト強調法から得られたものと定量的に比較した。提案した方法はCIIの最高値を有し,それによりこの方法によるコントラスト強調の効果を確認した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： コントラスト ,  モルフォロジー ,  前処理 ,  肺腫瘍 ,  *可視度 ,  解剖学 ,  輝度 ,  データベース ,  心臓
準シソーラス用語： サブトラクション法 ,  コントラスト強調 ,  *胸部X線撮影 ,  *肺結節 ,  *胸部X線画像 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 肺結節 ,  胸部X線画像 ,  肺結節増強法 ,  形態学的処理

分類 (2件)： 生体計測  (EL03020C) ,  医用画像処理  (JE04020T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 胸部X線画像 ,  肺結節 ,  可視性 ,  形態学 ,  画像処理