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J-GLOBAL ID:202002226113179150   整理番号:20A0673715

持続性根尖歯周病原菌によるEpstein-Barrウイルス再活性化【JST・京大機械翻訳】

Epstein-Barr virus reactivation by persistent apical periodontal pathogens
著者 (10件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 492-505  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2608A  ISSN: 0143-2885  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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【目的】Epstein-Barrウイルス(EBV)再活性化が,in vitroおよびex vivo方法論を用いて,持続性先端歯周炎関連微生物によって誘発されるかどうかを評価する。【方法】OLOGY:外科的に取り除かれたヒトの根尖周囲肉芽腫(n=50)と健康な歯肉組織(n=10)を分析して,EBVと7つの持続性先端歯周炎関連微生物の存在を測定した。加えて,リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応を用いて,EBVの即時早期遺伝子,BZLF-1のmRNA発現を検出した。BZLF-1によりコード化されたEBVの初期溶解蛋白質である潜在性膜蛋白質(LMP)-1とZEBRAの発現も,微生物により産生された三色免疫蛍光染色を用いて検討し,ルシフェラーゼ分析を細菌溶解物との関連で行った。加えて,Daudi細胞を細菌溶解物で培養し,BZLF-1mRNAとZEBRA蛋白質の発現レベルを測定した。結果:EBV DNAとBZLF-1 mRNAは,50個の根尖周囲肉芽腫のうちの47個で検出されたが,健康な歯肉組織では検出されなかった。EBV DNAコピー数およびFusobacterium nucleatumの数は,根尖周囲肉芽腫におけるBZLF-1発現と有意に正の相関を示した。Prevotella intermediaの数はBZLF-1発現とわずかに相関していた。しかし,他の微生物はそうではなかった。根尖周囲肉芽腫におけるCD79a陽性B細胞はLMP-1とZEBRARAの両方を発現したが,n-ブチル酸産生はF.nucleatumにおいて最も高く,P.intermediaにおいて最も低かった。Enterococcus faecalis,Candida albicansおよび他の試験微生物はn-酪酸を産生しなかった。F.nucleatum溶解物は,市販の酪酸と同じ方法でBZLF-1-ルシフェラーゼ活性を有意に増加させたが,P.intermediaはそうではなかった。F.nucleatumはDaudi細胞によりBZLF-1 mRNAとZEBRA蛋白質の発現も誘導し,EBV再活性化が誘導されることを示した。結論:試験した持続性先端歯周炎関連細菌の中で,F.nucleatumは潜在性EBVを最も強く再活性化したが,E.faecalisとC.albicansおよび他の微生物はそうではなかった。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  ウイルスの生化学 
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