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J-GLOBAL ID:202002226160976861   整理番号:20A2068747

ICU患者における不適切なバンコマイシン治療のリスクを増加させる因子:前向き観察研究【JST・京大機械翻訳】

Factors increasing the risk of inappropriate vancomycin therapy in ICU patients: A prospective observational study
著者 (9件):
資料名:
巻: 64  号:ページ: 1295-1304  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0550B  ISSN: 0001-5172  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景:バンコマイシントラフ濃度は集中治療室(ICU)患者でしばしば治療される。本研究の目的は,バンコマイシン領域-曲線下面積-24/最小抑制濃度(AUC_0-24/MIC)<400として定義される治療失敗のリスクのある患者を同定し,異なるMICs,腎クリアランスと連続腎置換療法(CRRT)の変動性,およびバンコマイシン療法の関連性の可能性を調べることであった。方法:2013年5月から2015年10月まで,バンコマイシン療法の開始時のICU患者[数式:原文を参照]18年の前向き観察研究を行った。患者を腎機能とCRRTモードに従って4群に分けた。正常または拡張腎クリアランスと連続静脈血液透析または血液濾過。バンコマイシンピークおよびトラフレベルを,治療開始の24時間,48時間および72時間後に測定した。バンコマイシン療法の関連性を微生物学的結果に基づいて遡及的に評価した。結果:83人の患者は,年齢中央値54.5歳,男性74.5%,SAPS IIスコア46,および死亡率28%であった。バンコマイシン療法をICU日8(IQR,5~12)で開始し,中央値は7.5(IQR,5~12)日であった。AUC_0-24/MIC>400は,MIC=1と2mg/Lでそれぞれ81%と8%に達した。CRRT群は非CRRT群より高いAUC_0-24/MIC比を有した(P<0.001)。増強腎クリアランスは,MIC値とは無関係にAUC_0-24/MIC<400のリスクを増加させた。バンコマイシン療法の開始は,28人の患者(34%)で遡及的に考慮された。結論:MIC値>1mg/Lおよび腎クリアランスの増強は,治療失敗のリスクを増加させる因子であった。バンコマイシン治療は,これらの患者のほとんどで省略または短縮された。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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生物薬剤学(臨床)  ,  病原体に作用する抗生物質の臨床への応用 
物質索引 (1件):
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