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J-GLOBAL ID:202002226194802592   整理番号:20A0574014

脂質-スチレンマレイン酸共重合体円板状粒子の物理化学的および生物学的性質に及ぼす荷電脂質の影響【JST・京大機械翻訳】

Effects of charged lipids on the physicochemical and biological properties of lipid-styrene maleic acid copolymer discoidal particles
著者 (7件):
資料名:
巻: 1862  号:ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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スチレンマレイン酸共重合体(SMA)は,プラズマ高密度リポ蛋白質を模倣する円盤状脂質ナノ粒子(脂質ナノディスク)を形成する。SMAと中性リン脂質1,2-ジミリストイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン(DMPC)から成る脂質ナノディスクを以前に調製し,特性化した。本研究では,表面電荷が脂質-SMA円盤状粒子の物理化学的および生物学的性質を変えることができるかどうかを試験した。DMPC単独の場合と異なり,緩衝液への生理食塩水の添加は,1,2-ジミリストイル-sn-グリセロ-3-ホスホグリセロール(DMPG)または1,2-ジミリストイル-3-トリメチルアンモニウム-プロパン(DMTAP)のどちらかを含む脂質-SMA複合体の形成を誘導するために必要であり,生成効率は荷電脂質の濃度に依存した。精製後,約10nmの近似サイズを有するDMPG-またはDMTAP-含有円盤状粒子を,DMPC単独と同様の方法で得た。DMPGとDMTAPは脂質ナノディスクに同様に組み込まれているように見えたが,両粒子のゼータ電位は同程度であった。すなわち,脂質-SMAナノディスク間の物理化学的性質に有意差は観察されなかった。DMPC-SMAナノディスクと比較して,RAW264細胞によるDMPGまたはDMTAP含有円盤状粒子の取り込みは両粒子型で増加したが,MDA-MB-231細胞では,DMTAP含有円盤状粒子取込のみが増加した。加えて,蛍光顕微鏡は,脂質-SMAナノディスクがRAW264細胞の細胞膜に隣接して局在するが,MDA-MB-231細胞では細胞の中心に蓄積することを明らかにした。さらに,これらの粒子は,MDA-MB-231において高い毒性を有する細胞型依存的に細胞毒性を引き起こした。これらの結果は,脂質-SMA円盤状粒子の組成変化がin vivoでの生物学的反応を調節する可能性を高めた。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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蛋白質・ペプチド一般  ,  生体膜一般  ,  脂質一般 

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