抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年その良食味により需要が増大しているミディサイズのトマトに関しては,周年栽培化が一つの課題である。しかし,今までは省力栽培が可能な結実性の高いミディトマト品種は見当たらなかった。本研究において,周年栽培可能で結実性の高い高品質トマトの育成を試みた。選抜されたミディトマト新品種に対し,初夏季および晩秋季における着果性と果実肥大特性について検討した。検討した時季によらず,新品種の着果率は非常に高く,発育不良果も見られなかった。同じ条件で栽培したミディトマト従来品種では,着果促進処理なしでは,着果も正常な果実肥大もほとんど見られなかった。これらの結果から,ミディトマト新品種は,ミディトマト従来品種に比べて,生産性の高い栽培が可能であると考えられた。(著者抄録)