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J-GLOBAL ID:202002226360065707   整理番号:20A0574814

水性媒体中のHg2+認識のための比色化学センサとしての1-アニリノ-3-フェニルイミノ尿素の開発と最適化に関するDFT/TD-DFT研究【JST・京大機械翻訳】

DFT/TD-DFT study on development and optimization of 1- anilino-3-phenyliminourea as a colorimetric chemosensor for Hg2+ recognition in aqueous medium
著者 (5件):
資料名:
巻: 1206  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: B0948B  ISSN: 0022-2860  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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水銀は,日常生活の多くの製品において使用されているどこでも見られる毒性金属であり,水銀汚染は通常,5人の人間の感覚のいずれによっても検出されない。水銀への連続曝露は,神経学的,胃腸および腎臓器官系に関して重篤な意味を有する。本研究は,水溶液中のHg2+イオンを検出するために,1-アニリノ-3-フェニルイミノ尿素(AP)を用いた携帯型で使いやすい化学センサを開発するために行った。化学センサとして作用するAPの感度を,溶媒/共溶媒比とpHに基づいて最適化した。結果は,APがDMSO/クエン酸緩衝液(8/2,v/v,pH=4.0)中のHg2+に対して高い感度を有することを示した。Hg2+イオンに対するAPのLODは,69.02μMで計算した。AP-Hg2+の化学量論比はJobプロット分析により決定されたように1:1であった。COSMO-RSの結果は,DMSOとAPが,それぞれ,水素結合アクセプタと水素結合ドナー領域において,より大きな正と負のシグマプロファイル値で現れるピークにより,より強い水素結合を形成することを示した。APとHg2+イオン間で起こる相互作用を予測する実験データを特性化し,支持するために,DFT法を用いて,分子静電ポテンシャル,Fukui関数および電子遷移を行うことに成功した。APとAp-Hg2+の計算したHOMO-LUMOエネルギーギャップは,それぞれ3.72eVと1.95eVであった。結果は,赤方偏移が錯体形成後に生じたUV-vis分析と一致した。肉眼観察を用いて,AP化学センサを用いた開発した試験片は,水性媒体中のHg2+イオン認識における色変化も示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
分子の電子構造  ,  その他の有機化学反応  ,  分子の幾何学的構造一般 

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