抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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目的:老年胸腔鏡食道癌根治術患者の気道管理における二肺換気補助二酸化炭素気胸の応用効果を検討する。方法:当病院の2017年4月から2018年5月までに受け入れた老年胸腔鏡食道癌根治術を受けた患者72例を研究対象とし、入院の前後に番号をつけ、単号は対照群(n=36)にダブルルーメン管単肺換気を実施した。二号は観察群(n=36)に単腔管双肺換気補助二酸化炭素(CO2)気胸を施行する。両群の手術指標、術野暴露程度、術後合併症発生率、術中血液ガス分析指標の変化状況及び血行動態変化を比較した。結果:観察グループの手術時間、意識回復時間及び抜管時間、手術野暴露情況は対照グループと有意差がなかった(P>0.05)が、しかし肺最大程度の陥没時間及び入院時間は対照グループより短かった(P<0.05)。観察群の術後肺感染、咽頭痛、嗄声などの合併症発生率は対照群より低かった(P<0.05)。両群のCO2気胸後0.5h或いは単肺換気後0.5h(T2)、CO2気胸後1h或いは単肺換気後1h(T3)、胸部手術終了前0。5時間(T4)の動脈二酸化炭素分圧(PaCO2)の測定値は麻酔導入前(T1)より明らかに高く(P<0.05)、対照群のT2、T3、T4時の動脈血酸素分圧(PaO2)はT1の場合より明らかに低く(P<0.05)、対照群のT3、T4の血液酸素飽和度(SpO2)はT1(P<0.05)より著しく低く,T2,T3のPaCO2は対照群(P<0.05)より高く,T2,T3,T4のPaO2は対照群より高かった(P<0.05)。T4では,SpO2は対照群より高かった(P<0.05)。両群の平均動脈圧(MAP)レベルはT2時のみ上昇した(P<0.05)が、HRレベルはT2、T3時に上昇し(P<0.05)、その後、T1に徐々に回復し、対照群に比べ、観察群のMAPレベルT2は低かった(P<0.05)。心拍数(HR)はT2とT3で高かった(P<0.05)。結論:老年胸腔鏡食道癌根治術患者の気道管理に二肺換気補助二酸化炭素気胸を実施すれば、明らかな優位性があり、術中の血液ガス、血液動力学への悪影響を軽減でき、術後合併症の発生リスクを減少し、さらに入院時間を短縮する。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】