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J-GLOBAL ID:202002226686313555   整理番号:20A2318262

最適化したほぼ平面形状を持つドナー-アクセプタ型エミッタにおける熱活性化遅延蛍光の起源【JST・京大機械翻訳】

Origin of thermally activated delayed fluorescence in a donor-acceptor type emitter with an optimized nearly planar geometry
著者 (12件):
資料名:
巻:号: 38  ページ: 13263-13269  発行年: 2020年 
JST資料番号: W2383A  ISSN: 2050-7526  CODEN: JMCCCX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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熱活性化遅延蛍光(TADF)エミッタは,一般に,一重項-三重項エネルギーオフセットを最小化するために,最高被占分子軌道(HOMO)-最低非占有分子軌道(LUMO)重なりの良好な分離を必要とする。大きなHOMO-LUMO重なりを有するいくつかの平面エミッタにおける優れたTADF性能の観測は,反直感的であり,完全には説明されない。これを理解するために,2つの異性体TADF分子,7-メチル-2-(10H-フェノキサジン-10-イル)-5H-ピラノ[4,3-b]ピリジン-5-オン(PXZ-PPO)および2-メチル-7-(10H-フェノキサジン-10-イル)-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オン(PXZ-BOO)を調製した。PXZ-BOOは,期待されるように良好なTADF性能をもたらす小さなHOMO-LUMO重なりを有する安定な高ねじれ配置を有する。PXZ-PPOは安定なほぼ平面形と大きなHOMO-LUMO重なりを持ち,TADFを与えるとは期待されない。PXZ-PPOの固体結晶は420nmで従来の蛍光のみを示したが,その希釈溶液は610nmでTADFによって支配された。実験および理論的アプローチの組み合わせによって,PXZ-PPOは,基底状態において,安定なほぼ平面形および準安定の高度にねじれた形を有することが示された。高度にねじれた形は,基底状態において小さな集団(<1%)しか持っていないが,その励起状態は,ほぼ平面形より低いエネルギーを持つ。その結果,高ポピュレーション平面形が励起されると,その励起状態エネルギーは,TADF特性を示す高度にねじれた形に変換することにより減衰できる。本研究は,低ポピュレーションだがエネルギー的に安定な励起状態の重要性を指摘し,大きなHOMO-LUMO重なりを有するそのようなほぼ平面エミッタにおけるTADFの起源を初めて説明した。Copyright 2020 Royal Society of Chemistry All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発光素子  ,  有機化合物のルミネセンス 

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