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J-GLOBAL ID:202002226785227952   整理番号:20A1853103

海底地殻変動観測データとマルコフ連鎖モンテカルロ法に基づく南海トラフ浅部での複数のスローイベントの検出

Detection of multiple slow events in shallow parts of the Nankai Trough based on seafloor displacement data and Markov Chain Monte Carlo method
著者 (3件):
資料名:
号: 47  ページ: 59-65 (WEB ONLY)  発行年: 2020年07月 
JST資料番号: U0827A  ISSN: 2436-7184  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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低周波地震,微動,およびスロースリップ事象(SSEs)から成るスロー地震は,西南日本の南海トラフ沈み込み帯で発生した。とりわけ,沈み込みプレート界面上の固着ゾーンのより深い部分における長期的SSEsは,陸上GNSSアレイにより検出された。最近,海底GNSS-A測定の開発により,沈み込み帯の浅い部分における長期的SSEsを推定できるようになった。ここでは,非定常変位の固定された継続時間を仮定しないマルコフ連鎖モンテカルロ法を用いて,南海トラフに沿ったスロー事象を検出することを試みた。非定常変位を伴う6つの観測点を見出し,様々な継続時間を有する4タイプのスロー事象が発生したものと解釈した。1つの観測点は,非常に長期の(3年間以上)不明瞭な,おそらく地滑り様の事象を捉えた。もう1つの観測点は,以前に報告された超低周波地震に影響された可能性がある。さらに1つの観測点は,陸上GNSSアレイにより見出されたSSEにより移動した。他の3観測点に対しては,非定常変位は,最近の研究によって提案されたように,海溝近くの浅いSSEを示した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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測地学 
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