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J-GLOBAL ID：202002226831921550   整理番号：20A1789225

慢性疼痛患者における新規選択的用量大麻吸入薬の薬物動態,有効性および安全性: 無作為化二重盲検プラセボ対照試験【JST・京大機械翻訳】

The pharmacokinetics, efficacy, and safety of a novel selective-dose cannabis inhaler in patients with chronic pain: A randomized, double-blinded, placebo-controlled trial

著者 (12件)： Almog Shlomo (Department of Physiology & Pharmacology, Sackler School of Medicine, Tel-Aviv University, and Institute of Pharmacology & Toxicology, Chaim Sheba Medical Center, Tel-Hashomer, Israel) ,  Aharon-Peretz Judith (Neuropsychology Unit, Rambam Health Care Campus, Haifa, Israel) ,  Aharon-Peretz Judith (Faculty of Medicine, Technion, Haifa, Israel) ,  Vulfsons Simon (Faculty of Medicine, Technion, Haifa, Israel) ,  Vulfsons Simon (Institute of Pain Medicine, Rambam Health Care Campus, Haifa, Israel) ,  Ogintz Miri (Institute of Pain Medicine, Rambam Health Care Campus, Haifa, Israel) ,  Ogintz Miri (Syqe Medical LTD, Tel-Aviv, Israel) ,  Abalia Hadas (Syqe Medical LTD, Tel-Aviv, Israel) ,  Lupo Tal (Syqe Medical LTD, Tel-Aviv, Israel) ,  Hayon Yael (Syqe Medical LTD, Tel-Aviv, Israel) ,  Eisenberg Elon (Faculty of Medicine, Technion, Haifa, Israel) ,  Eisenberg Elon (Institute of Pain Medicine, Rambam Health Care Campus, Haifa, Israel)
資料名： European Journal of Pain  (European Journal of Pain)
巻： 24  号： 8  ページ： 1505-1516  発行年： 2020年 
JST資料番号： W2571A  ISSN： 1090-3801  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 背景:正確なカンナビス治療投与は,医療カンナビスを処方する医師のリラクタンスを導く大きな課題のままである。目的:慢性疼痛患者におけるΔ9-テトラヒドロカンナビノール(THC)の吸入治療用量のデリバリーを可能にする革新的医療機器の薬物動態,鎮痛効果,認知能力および安全性効果を試験する。方法:無作為化,3腕,二重盲検,プラセボ対照,クロスオーバー試験において,27人の患者はΔ9-THC:0.5mg,1mgまたはプラセボの単一吸入を受けた。Δ9-THC血漿レベルは,ベースラインおよび吸入後150分まで測定した。疼痛強度と安全性パラメータを,予め定義された時点で10cmの視覚アナログスケール(VAS)で記録した。認知性能を,Cambridge Neuro心理学的試験自動化バッテリー(CANTAB)の選択的サブテストを用いて評価した。結果:0.5mgまたは1mgの吸入後,Δ9-THC血漿C_max±SDは14.3±7.7および33.8±25.7ng/mlであった。T_max±SDは3.7±1.4および4.4±2.1分であり,AUC_0→∞±SDは,それぞれ30±144および769±331ng×min/mlであった。プラセボではなく両用量は,ベースラインと比較して疼痛強度の有意な低下を示し,150分間安定であった。1mg用量はプラセボと比較して有意な疼痛減少を示した。有害事象はほとんど軽度であり,自発的に解消した。認知能力における一貫した障害の証拠はなかった。結論:このフィージビリティ試験は,計量用量カンナビス吸入器が正確で低THC用量を送達し,神経障害性疼痛/複合局所疼痛症候群(CRPS)患者で用量依存的で安全な鎮痛効果を生じることを証明した。したがって,それは,受け入れられた医薬品モデルによって薬物動態的および薬力学的に評価できる医療カンナビスレジメンの個別化を可能にする。SIGNIFICANCEは,カンナビス系薬剤が成人の慢性疼痛に対する効果的な治療であることを示唆する。THCの薬物動態は投与経路の関数として変化する。吸入THCの肺同化は鎮痛の急速な発症を引き起こす。しかしながら,カンナビノイドデリバリーの現在使用されている経路は,未知の用量を提供し,薬剤標準治療計画の実施を不可能にする。新規選択的用量カンナビス吸入器は,THCの有意に低い,そして,正確な用量を提供し,従って,高い医薬品標準に従って,吸入カンナビスベースの医薬品の投与を可能にする。これらの低用量のTHCは,慢性疼痛患者において安全で効果的な鎮痛を生じる。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 自動化 ,  血漿 ,  *偽薬 ,  *吸入 ,  血漿中濃度 ,  鎮痛作用 ,  *二重盲検法 ,  *大麻 ,  *吸入剤 ,  *疼痛 ,  カンナビノイド ,  アサ属
準シソーラス用語： *慢性疼痛 ,  疼痛緩和 ,  有害事象 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 呼吸器疾患の薬物療法  (GI05020J) ,  呼吸・呼吸器作用薬の臨床への応用  (GW08020U)

タイトルに関連する用語 (9件)： 慢性疼痛 ,  患者 ,  用量 ,  大麻 ,  吸入薬 ,  薬物動態 ,  安全性 ,  二重盲検 ,  プラセボ