抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究ノートでは,これまで筆者が進めてきた墓制や祭祀,人口推計に関する研究を「北日本縄文時代の社会・人口統計の作成とその分析」して体系化するために必要な概念,方法,認識論について検討を行った。人口推計は社会の基本的な性質や状況を明らかにする重要な研究であり,統計学,計測学などを参照する必要がある。データの確率論的性質を認め,データや分析に影響を与える不確かさの因子を明確することで,研究の信頼性を確保することができる。また,こうした考え方は研究の基盤となる認識論にも大きく影響することを論じ,構造構成主義が本研究の認識論立場の1つの候補になることを論じる。(著者抄録)