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J-GLOBAL ID:202002226922872888   整理番号:20A0619286

大豆蛋白質加水分解物中の残留抗原フラグメントの分離と同定【JST・京大機械翻訳】

The separation and identification of the residual antigenic fragments in soy protein hydrolysates
著者 (3件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: e13144  発行年: 2020年 
JST資料番号: H0773A  ISSN: 0145-8884  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ダイズは主要な食物アレルゲンの1つである。本研究では,大豆蛋白質分離株をニュートラーゼとFlavourzymeにより加水分解した。加水分解物を限外ろ過とイオン交換クロマトグラフィーによって分離した。蛋白質の抗原性を間接競合ELISAにより測定した。分子量分布をSDS-PAGEにより特性化した。クロマトグラフィー画分のアミノ酸配列をLC-MSにより分析した。結果は,加水分解物における>50kDaの蛋白質が最も高い抗原性を持ち,イオン交換クロマトグラフィーによってF_1-F_5フラグメントにさらに分離されたことを示した。最も抗原性のフラグメントF_4をLC-MSにより分析した。質量分析の結果は,クロマトグラフィー画分F_4における抗原エピトープを含む大部分のペプチドがグリシニンサブユニットに属することを示した。大豆蛋白質の抗原性は酵素加水分解により低下したが,グリシニンは酵素加水分解に対する耐性を示した。LC-MSによる大豆蛋白質加水分解物中の残留抗原性の同定は,大豆蛋白質アレルゲンの酵素的加水分解の耐性機構に関する重要な情報を提供する。さらに,大豆蛋白質加水分解物の効率的分離は,低アレルゲン性ダイズ製品の開発に有益である。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
食品蛋白質  ,  動物性水産食品 

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