文献
J-GLOBAL ID:202002227173637176   整理番号:20A0537895

非症候性X連鎖性感音難聴,DFNX1のゼブラフィッシュモデル【JST・京大機械翻訳】

Zebrafish Model for Nonsyndromic X-Linked Sensorineural Deafness, DFNX1
著者 (16件):
資料名:
巻: 303  号:ページ: 544-555  発行年: 2020年 
JST資料番号: A1408A  ISSN: 1932-8486  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
遺伝性難聴はしばしば神経感覚障害であり,ヒトの生活の質に影響する。3つのX連鎖遺伝子(POUクラス3ホメオボックス4(POU3F4),ホスホリボシルピロりん酸シンテターゼ1(PRPS1),および小筋肉蛋白質X連鎖(SMPX))のみが非症候性難聴に関与することが知られている。4つのPRPS1ミスセンス突然変異は,ヒトにおいてX連鎖非症候性感音難聴(DFNX1/DFN2)と関連することが見出されている。しかしながら,ヒトにおけるPRPS1変異と難聴の間の因果関係は,どの動物モデルでも良く研究されていない。ホスホリボシルピロりん酸シンテターゼ1(PRS-I)は脊椎動物分類群において高度に保存されている。本研究において,ゼブラフィッシュをモデルとして用いて,全マウントin situハイブリダイゼーション,逆転写ポリメラーゼ連鎖反応,表現型スクリーニング,共焦点イメージング及び電気生理学的方法によりヒトPRPS1遺伝子のゼブラフィッシュオーソログ(prps1a及びprps1b)の聴覚的役割を調べた。著者らは,prps1aとprps1b遺伝子の両方がゼブラフィッシュの内耳で発現していることを見出した。スプライスブロッキング型アンチセンスモルフォリノオリゴヌクレオチド(MO1とMO2)は,それぞれ,prps1aとエキソン2スキップのエキソン2スキップとイントロン2保持を引き起こし,遺伝子のノックダウン機能へのprps1bのイントロン1保持をそれぞれ引き起こした。モルおよびMO2モルファントは,対照ゼブラフィッシュよりも,より小さい耳小胞および耳石,より少ない内耳有毛細胞およびより低い微生物応答振幅および感受性を有していた。したがって,prps1aまたはprps1bのノックダウンはゼブラフィッシュにおいて有意な感音難聴をもたらした。PRPS1遺伝子はゼブラフィッシュの聴覚に必須であり,ヒト難聴DFNX1/DFN2の生物学を理解するのに役立つ可能性があると結論した。Anat Rec,303:554-555,2020。Copyright 2020 Wiley Publishing Japan K.K. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
運動器系の疾患  ,  細胞生理一般 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る