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J-GLOBAL ID:202002227207391134   整理番号:20A0346460

オオブタクサの成長に及ぼす土壌肥沃度と湛水様式の影響

Effects of soil fertility and flooding regime on the growth of Ambrosia trifida
著者 (4件):
資料名:
巻: 16  号:ページ: 39-46  発行年: 2020年 
JST資料番号: U2163A  ISSN: 1860-1871  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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侵入植物種形質に及ぼす非生物的環境因子の影響を理解することは,実用的な予防のために重要である。オオブタクサL.の成長に及ぼす土壌肥沃度と湛水様式の影響を調べるために,メソコスム実験を18週間行った。2つのレベルの土壌肥沃度(高および低)および3つのタイプの湛水条件(非冠水,冠水および周期的冠水)を調製した。各植物の芽の高さと乾燥重量を測定した。著者らは,オオブタクサ(p<0.05)の全体的な成長性能に及ぼす土壌肥沃度と湛水様式の個々のおよび相互作用的影響の両方を見出した。最も高い芽の高さ(154.7±4.4cm)と総乾燥重量(TDW,13.0±1.4g)は,高肥沃度と非冠水条件下で得られた。高さと重量は湛水条件(冠水と周期的冠水)下で比較的低かった。特に,芽の高さ(102.3±3.2cm)とTDW(3.2±0.3g)は,低肥沃度と周期的冠水条件下で最低であった。一方,地下乾燥重量に対する上記の比率は冠水条件下で比較的高く,適応表現型可塑性を示した。芽の不定根形成とより多くのバイオマス配分は,オオブタクサの氾濫適応機構であり,高い稔性条件下で良く発達した。著者らは,適切な水体制を維持し,湿地における富栄養化を避けることが,侵入からオオブタクサを防ぐために必要であることを示唆する。これらの知見は,オオブタクサの効果的な管理による湿地における生物多様性の保存に寄与するであろう。Copyright 2019 International Consortium of Landscape and Ecological Engineering Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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個体群生態学 
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