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J-GLOBAL ID：202002227212910170   整理番号：20A1247514

ゼブラフィッシュ幼生における前心臓浮腫形成における2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-p-ジオキシンの一次標的である血管【JST・京大機械翻訳】

Blood vessels are primary targets for 2,3,7,8-tetrachlorodibenzo-p-dioxin in pre-cardiac edema formation in larval zebrafish

著者 (4件)： Nijoukubo Daisuke (School of Veterinary Medicine, Rakuno Gakuen University, Ebetsu, Japan) ,  Adachi Hikaru (School of Veterinary Medicine, Rakuno Gakuen University, Ebetsu, Japan) ,  Kitazawa Takio (School of Veterinary Medicine, Rakuno Gakuen University, Ebetsu, Japan) ,  Teraoka Hiroki (School of Veterinary Medicine, Rakuno Gakuen University, Ebetsu, Japan)
資料名： Chemosphere  (Chemosphere)
巻： 254  ページ： Null  発行年： 2020年 
JST資料番号： E0843A  ISSN： 0045-6535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2,3,7,8-テトラクロロジベンゾ-p-ジオキシン(TCDD)はゼブラフィッシュ胚(胚と幼生)の心臓の発達と機能に悪影響を及ぼす。著者らは以前,TCDDが,心膜浮腫を誘発する前に長いゼブラフィッシュ胚の中脳静脈における血流を減少させることを報告した。本研究では,TCDDによって引き起こされた背側大動脈および中心静脈における早期浮腫(前心臓浮腫),推定心拍出量の減少および血流の減少を比較した。同じ群の胚において,TCDD(1.0ppb)は,受精後42から54時間(hpf)まで同様の時間経過を伴う中心体幹領域における前心臓浮腫と循環不全を引き起こしたが,TCDDの同じ濃度は中心体幹領域または心拍出量における大動脈循環に有意に影響しなかった。55hpfにおけるTCDD濃度(0~2.0ppb)に対する心臓前浮腫の依存性はTCDD濃度に対する心臓静脈を通る血流の依存性と良く相関した。アリール炭化水素受容体核トランスロケータ-1(ARNT1)のノックダウンおよび抗酸化剤であるアスコルビン酸処理のようなTCDD誘導心臓前浮腫を顕著に阻害するいくつかの処理は,2.0ppbTCDDにより引き起こされた55hpfでの心拍出量の減少を有意には防止しなかった。TCDDは,ウシ血清アルブミンで血管内に注入されたエバンスブルーの出血と溢出を引き起こし,TCDDにより誘導された血清蛋白質への内皮透過性の増加を示唆した。結果は,血管が幼生ゼブラフィッシュにおける浮腫形成におけるTCDDの主要標的であることを示唆する。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： *血管 ,  *心臓 ,  血流 ,  受精 ,  静脈 ,  大動脈 ,  *浮腫 ,  心臓拍出量 ,  心膜 ,  *ゼブラフィッシュ ,  内皮 ,  Ah受容体 ,  ラクトン ,  水溶性ビタミン ,  第二アルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： ウシ血清アルブミン ,  抗酸化剤 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 発生毒性学 ,  浮腫 ,  Danio ,  TCDD ,  血管系

分類 (2件)： 動物に対する影響  (EE05040R) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

物質索引 (1件)： アスコルビン酸

タイトルに関連する用語 (6件)： ゼブラフィッシュ ,  幼生 ,  心臓浮腫 ,  テトラ ,  ジベンゾ-p-ジオキシン ,  血管