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J-GLOBAL ID：202002227382667828   整理番号：20A1716736

亜軌道再突入における膨張可能なエアロシェルの空力不安定性【JST・京大機械翻訳】

Aerodynamic instability of an inflatable aeroshell in suborbital re-entry

著者 (5件)： Takahashi Yusuke (Hokkaido University, Kita 13 Nishi 8, Kita-ku, Sapporo, Hokkaido 060-8628, Japan) ,  Ohashi Tatsushi (Hokkaido University, Kita 13 Nishi 8, Kita-ku, Sapporo, Hokkaido 060-8628, Japan) ,  Oshima Nobuyuki (Hokkaido University, Kita 13 Nishi 8, Kita-ku, Sapporo, Hokkaido 060-8628, Japan) ,  Nagata Yasunori (Okayama University, 1-1-1 Tsushima-naka Kita-ku, Okayama, Okayama 700-8530, Japan) ,  Yamada Kazuhiko (Japan Aerospace Exploration Agency, 3-1-1 Yoshinodai Chuo-ku, Sagamihara, Kanagawa 252-5210, Japan)
資料名： Physics of Fluids  (Physics of Fluids)
巻： 32  号： 7  ページ： 075114-075114-14  発行年： 2020年 
JST資料番号： H0052B  ISSN： 1070-6631  CODEN： PHFLE6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 亜音速領域における膨張可能再突入車両の姿勢における空力不安定性を,軌道下再突入時に観察した。これは,膨張可能なエアロシェルを用いた空力減速器のための重大な問題を引き起こす。したがって,この問題を緩和する必要がある。本研究では,計算科学手法を用いて不安定性機構を明らかにした。非定常乱流場における飛行中の振動運動を再現するために,強制振動法によるラージエディシミュレーション手法を採用した。計算は,それぞれ安定および不安定状態である遷音速および亜音速での2つの代表的ケースに対して行った。運動時のサイクルにおけるピッチングモーメントヒステリシスは亜音速の場合で確認されたが,このようなヒステリシスは遷音速の場合では現れなかった。計算においてプローブ技術を用いて,前面の圧力と車両の後流における圧力を得た。表面および後流における圧力位相遅延は,車両のピッチ角(ピッチアップ)および減少(ピッチダウン)としてそれぞれ確認された。特に,大きな再循環挙動により形成された伴流構造は,車両の後部での圧力位相遅れに著しく影響することを観察した。亜音速における動的不安定性は,車両運動に即座に追従できない流れから生じた。最後に,減衰係数を,膨張可能な車両の設計および開発に対して評価した。Copyright 2020 AIP Publishing LLC All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 伴流 ,  音速 ,  強制振動 ,  ヒステリシス ,  プローブ ,  減速装置 ,  縦揺れ ,  *空気力学 ,  減衰定数 ,  不安定性 ,  飛翔 ,  モーメント ,  *再突入 ,  ラージエディシミュレーション
準シソーラス用語： 非定常性 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 高速空気力学  (BC03000C)

タイトルに関連する用語 (6件)： 軌道 ,  再突入 ,  膨張 ,  エアロシェル ,  空力 ,  不安定性