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J-GLOBAL ID：202002227416031798   整理番号：20A0896128

長尺ヒートパイプを利用する乾式キャスク冷却システムの開発

Development of Cooling System for Dry Cask using Long Heat Pipe

著者 (2件)： 野田英彦 (八戸工大 大学院工学研究科) ,  小林正樹 (八戸工大 大学院工学研究科)
資料名： 八戸工業大学紀要(Web)  (Bulletin of Hachinohe Institute of Technology (Web))
巻： 39  ページ： 105-124 (WEB ONLY)  発行年： 2020年03月03日 
JST資料番号： U1756A  ISSN： 2434-6659  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 原子力発電所から排出された使用済み核燃料は,リサイクル処理がなされるまでの間,燃料プール内で湿式保管がなされている。しかし,その保管容量は使用済み核燃料の排出量に満たないため湿式保管期間の短縮化が必須となっており,金属性キャスクを用いた空気中での乾式保管への移行が進みつつある。しかし,湿式保管期間の短縮は,燃料プール取り出し時点における崩壊熱による発熱が従来より増大することを意味しており,従来の自然対流冷却に代わる新たな冷却システムが必要となる。本研究では,乾式キャスクに対して長尺ヒートパイプを用いた新たな冷却システムを検討し,十分な熱輸送能力を有するヒートパイプの開発を行った。また,数値シミュレーションにより,ヒートパイプで集約した熱を除熱するための設計指針について検討を行った。(著者抄録)

シソーラス用語： *ヒートパイプ ,  *冷却系機器 ,  技術開発 ,  乾式法 ,  キャスク ,  *使用済燃料要素 ,  原子力発電所 ,  リサイクル ,  自然対流 ,  崩壊熱 ,  輸送現象 ,  貯槽 ,  冷却水 ,  対流冷却 ,  熱輸送 ,  使用済核燃料プール ,  容器 ,  コンテナ ,  運搬容器 ,  利用 ,  再利用
準シソーラス用語： 核燃料プール ,  設計指針

分類 (1件)： 付属プラント設備  (MD04070W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 長尺 ,  ヒートパイプ ,  キャスク ,  冷却システム ,  開発