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J-GLOBAL ID:202002227465449899   整理番号:20A1223477

非ステロイド系抗炎症薬によるヒト歯髄細胞の抗炎症修復作用【JST・京大機械翻訳】

Anti-inflammatory and repaired effects of non-steroidal anti-inflammatory drugs on human dental pulp cells
著者 (3件):
資料名:
巻: 52  号:ページ: 24-29  発行年: 2020年 
JST資料番号: C5014A  ISSN: 1671-167X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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目的;異なる非ステロイド系抗炎症薬(non-steroidalanti-inflammatorydrugs,NSAIDs)によるヒト歯髄細胞(humandentalpulpcells)を研究する。hDPCsの抗炎症と修復作用は、歯髄炎の活髄保存治療に適当である薬物を探索する。方法;新鮮抜去したヒト第三大臼歯の歯髄をhDPCsの初代培養を行い、消化を46世代まで行い、培地に1mg/Lのリポ多糖(lipolysaccharide、LPS)を加えて24h培養した。LPS刺激後のhDPCs(LPS-hDPCs)を得て,LPS-hDPCsを種々の濃度(1,100μmol/L)のNSAIDs(アスピリンまたはメロキシカム)を含む培地で培養した。一般培地は陰性対照群とした。MTTアッセイを用いて,1,3,5,7日目に細胞増殖活性を検出し,6時間にreal-timePCR法によりインターロイキン6(interleukin-6)を検出した。IL-6と腫瘍壊死因子α(TNF-α)の発現;7日間培養後,象牙質マトリックスタンパク質(dentinmatrixprotein-1,DMP-1),象牙質シアリン(dentinsialophosphoprotein,DSPP)の遺伝子発現を測定した。アリザリンレッド染色法を用い、14日目にミネラル化結節形成を測定し、塩化セチルピリジニウムによる石灰化結節カルシウムの半定量測定を行った。【結果】MTTアッセイは,1100μmol/LのアスピリンまたはメロキシカムがhDPCsの増殖を有意に促進し(P<0.05),その促進作用は濃度依存性であることを示した。1-100μmol/Lのメロキシカムまたは100μmol/Lのアスピリンは,LPS-hDPCsの炎症遺伝子におけるTNF-αとIL-6の発現を有意に下方制御した(P<0.05)。100μmol/Lのメロキシカムのこの効果は100μmol/Lのアスピリン(P<0.05)のものより著しく強かった。【結果】100μmol/Lのメロキシカムは,LPS-hDPCsの歯原性分化遺伝子DSPP,DMP-1の発現および石灰化を有意に促進した(P<0.05)。結論:メロキシカムはhDPCs増殖を促進でき、炎症因子の上昇を有効に抑制すると同時に、炎症状態でhDPCsの象牙質を分化とミネラル化に促進でき、メロキシカムは歯髄炎症において抗炎症と修復促進作用を発揮する可能性がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
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歯の基礎医学  ,  歯科学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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