抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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【目的】原発性胆汁性胆管炎(PBC)患者の血清トランスフォーミング成長因子-β(TGF-β),γ-インターフェロン(IFN-γ)およびインターロイキン-10(IL-10)の血清レベルにおけるウルソデオキシコール酸(UDCA)とフェノフィブラートの併用効果を調査する。方法:2016年12月2018年12月、当科でPBC患者48例を治療し、ランダムに観察群(n=24)と対照群(n=24)に分けた。対照群の患者にUDCA治療半年を投与し、観察群UDCAとフェノフィブラートの併用治療半年を行った。血清TGF-β,IFN-γおよびIL-10レベルをELISAで測定した。FibroTouchを用いて肝臓硬度測定(liverstiffnessmeasurement,LSM)を行った。結果:治療観察の終わりに,観察群の血清アラニンアミノトランスフェラーゼレベルは(51.4±23.7)U/Lであり,対照群[(74.9±21.2)U/L,P<0.05]より著しく低く,アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼは(59.5±32.3)U/Lであった。対照群[(81.3±35.8)U/L,P<0.05]より著しく低く,グルタミルトランスペプチダーゼレベルは(95.7±31.8)U/Lであり,対照群[(127.3±50.7)U/L,P<0.05]より著しく低かった。観察群の血清IFN-γレベルは(57.4±21.3)pg/mLで,対照群[(39.7±23.7)pg/mL,P<0.05],血清TGF-βレベルは(14.3±4.8)pg/mLであった。対照群[(23.6±3.5)pg/mL,P<0.05]より有意に低かった。観察群の血清免疫球卵M(IgM)は(2.3±0.4)g/Lで,対照群[(3.1±0.9)g/L,P<0.05]より著しく低く,IgGレベルは(11.3±1.8)g/Lであり,対照群[(15.5±1.3)g/L]より著しく低かった。P<0.05],IgAレベルは(2.7±0.6)g/Lで,対照群[(3.5±0.2)g/L,P<0.05]より著しく低かった。観察群のLSMは(10.8±6.5)kPaであり、対照群の(9.7±7.7)kPaと統計学的な差がなかった(P>0.05)。結論:ウルソデオキシコール酸とフェノフィブラートの併用によるPBC患者の治療は血液生化学的指標を明らかに改善でき、おそらく免疫グロブリンレベルと血清IFN-γレベルの向上と関係があり、その治療の長期的治療効果はまだ観察する必要がある。Data from Wanfang. Translated by JST.【JST・京大機械翻訳】