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J-GLOBAL ID:202002227560337909   整理番号:20A0176158

カルド構造を有する新規エポキシ樹脂の開発

Development of a Novel Epoxy Resin Having Cardo Structure
著者 (3件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 463-467(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: U2132A  ISSN: 1349-6336  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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フタレイン染料に由来するカルド構造を有する新規エポキシ樹脂(E-NP-BPDA)を,3,4’-ビフタル酸無水物(a-BPDA)から調製した。a-BPDAはメタンスルホン酸中でフェノールと反応し,カルド構造を与えた。カルド構造の固定は,環状エステルが環状アミドに変換するメチルアミンとの反応によって達成した。エピクロロヒドリンとのさらなる反応により,E-NP-BPDAを得た。熱分析により,おそらく低対称性とカルド構造に起因し,E-NP-BPDAは高い熱安定性(Td5=301°C)と低い軟化点(Tsp=109°C)の両方を有することを明らかにした。200°Cまでの加熱により,テトラフェニルホスホニウムテトラフェニルボラート(TPP-MK)の存在下でE-NP-BPDAをわずかに過剰なフェノールノボラックで硬化し,IRスペクトルで示されるエポキシ基がほとんどない暗褐色の熱硬化性樹脂を得た。DMAによって評価した熱硬化性樹脂のガラス転移温度は192°Cに達し,その値は従来のフェノールノボラック硬化ビスフェノールAタイプのエポキシ樹脂の値よりも高かった。(翻訳著者抄録)
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