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J-GLOBAL ID:202002227613722481   整理番号:20A0214150

下水生物学的処理水中有機物のオゾン/過酸化水素を用いた促進酸化法による分解

Decomposition of organic matter in effluent of biological treatment of sewage by O3/H2O2 Advanced Oxidation Process
著者 (4件):
資料名:
巻: 57  号: 687  ページ: 116-124  発行年: 2020年01月01日 
JST資料番号: S0270A  ISSN: 0021-4639  CODEN: GSKSA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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下水生物学的処理水を対象として,オゾン/過酸化水素処理による有機物の分解実験を,半回分式実験装置を用いて行った.通気したオゾン濃度は50mg/Lで,過酸化水素は初期に0,7.5,30,75または150mg/Lを添加した.生物学的処理水の場合,初期過酸化水素濃度は30mg/Lが最も速いTOC除去速度が得られ,反応器当たり0.08~0.11mg C/L/minであるのに対し,生物学的処理水の後段の急速砂ろ過塔でろ過した処理水の場合,初期に添加する過酸化水素濃度は7.5mg/Lが最も速いTOC除去速度が得られ,0.19~0.21mg C//L/minであった.各々で単位TOC除去当たりの消費オゾン量は,26~36mg O3/mg Cおよび14~15mg O3/mg Cであった.また,生物学的処理水と生物学的処理水をガラス繊維ろ紙でSSを除去した処理水を用いた実験でも,SSを除去した処理水が速い除去速度が得られた.このことから,TOC除去速度はSSの存在が影響することがわかった.ろ過水では,1mg/L程度までTOCが除去された.(著者抄録)
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分類 (3件):
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下水,廃水の生物学的処理  ,  その他の廃水処理・処分  ,  下水,廃水の化学的処理 
引用文献 (27件):
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