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J-GLOBAL ID：202002227654311302   整理番号：20A1776425

リグノセルロース繊維強化ポリオレフィンの繊維-マトリックス密着性と機械的性質に及ぼす相溶化剤の影響

Effect of compatibilizing agent on the fiber-matrix adhesion and mechanical properties of lignocellulose fiber reinforced polyolefin

著者 (4件)： Kobayashi Satoshi (Department of Mechanical Systems Engineering, Tokyo Metropolitan University, Tokyo, Japan) ,  Gan Jiaxian (Department of Mechanical Systems Engineering, Tokyo Metropolitan University, Tokyo, Japan) ,  Osada Toshiko (Department of Mechanical Systems Engineering, Tokyo Metropolitan University, Tokyo, Japan) ,  Sakaguchi Masato (Salesian Polytechnique, Tokyo, Japan)
資料名： Advanced Composite Materials  (Advanced Composite Materials)
巻： 29  号： 4  ページ： 377-387  発行年： 2020年08月 
JST資料番号： W0271A  ISSN： 0924-3046  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リグノセルロース繊維(LCF)強化高密度ポリエチレン(HDPE)またはポリプロピレン(PP)複合材料を,相溶化剤として無水マレイン酸改質ポリオレフィンを用いて二軸押出機により調製した。複合材料の機械的性質に及ぼす相溶化剤の影響を調べた。複合材料のミクロ破壊プロセスを評価するために,引張試験中にアコースティックエミッション(AE)測定を行った。LCF-ポリオレフィン複合材料の機械的性質は,相溶化剤の添加により大きく増加した。特に,20mass%のLCF/HDPE及び30mass%のLCP/PP複合材料の引張強度は,相溶化剤を用いた場合,それぞれ30%及び57%改善した。相溶化剤の有無による複合材料のAE挙動の相違は,相溶化剤の使用が複合材料の破壊モードを界面破壊からCF破壊へと変えることを示した。Please refer to the publisher for the copyright holders. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *リグノセルロース ,  *繊維強化プラスチック ,  高密度ポリエチレン ,  ポリプロピレン ,  セルロース繊維 ,  補強材料 ,  密着性 ,  *相溶化剤 ,  化学修飾 ,  二軸押出機 ,  引張試験 ,  破壊 ,  AE検査 ,  アコースティックエミッション ,  添加物効果 ,  引張強さ ,  破壊モード ,  酸素複素環化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  カルボン酸無水物 ,  ジカルボン酸
準シソーラス用語： 界面破壊

著者キーワード (4件)： リグノセルロース繊維 ,  ポリオレフィン ,  相溶化剤 ,  アコースティックエミッション技術

分類 (2件)： 機械的性質  (YH02022L) ,  その他の添加剤,配合薬品,副資材  (YH05070B)

物質索引 (1件)： 無水マレイン酸

タイトルに関連する用語 (8件)： リグノセルロース ,  繊維強化 ,  ポリオレフィン ,  繊維 ,  マトリックス ,  密着性 ,  機械的性質 ,  相溶化剤