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J-GLOBAL ID:202002227821359507   整理番号:20A1479066

旋回運動する船の舵トルクに関する研究 -模型試験による特性の把握と推定法の検討-

Evaluation and Prediction of the Rudder Torque Performance of a Ship in Turning Maneuver
著者 (3件):
資料名:
巻: 30  ページ: 39-48(J-STAGE)  発行年: 2019年 
JST資料番号: G0242B  ISSN: 1880-3717  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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舵を滑らかに回転させるため,航海中の最大舵トルクは操舵装置の能力にとって重要である。しかし,舵直圧力に関する多くの研究と比較して,舵トルクに関する研究や公表データは依然として僅かであった。舵は船体の背後に通常配置され,船体から流出する伴流がプロペラによって加速される複雑な流れに晒される。さらに,操縦において,斜流が舵位置に入ってくる。したがって,舵トルクの特性を理解することは難しく,多くの調査が必要とされる。本研究では,マリナー舵を装備した1/61.2ばら積み貨物船模型を用いた自由航走模型試験を行った。この試験を満載およびバラスト条件下で実施し,旋回運動時の舵トルク性能を調べた。また,種々のプロペラ荷重を用いて拘束模型試験を実施し,舵トルクに及ぼすプロペラ荷重の影響を研究した。次に,CFD解析を用いて舵表面上の圧力場を可視化し,その影響のメカニズムを説明した。最後に,プロペラ荷重に関連する簡単な多項式を提示し,舵直圧力の平均適用点を推定した。この方程式を標準操縦運動数学モデル(MMGモデル)に組み込むことにより,旋回運動で測定した舵トルクを大まかにシミュレーションできた。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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船舶性能  ,  流体の実験・試験・測定方法及び装置 
引用文献 (18件):
  • 1) 小瀬邦治,湯室彰規,芳村康男:第III 章「操縦運動の数学モデルの具体化」,第3回操縦性シンポジウム,日本造船学会, pp.27-80,1981.
  • 2) 木下昌雄,岡田正次郎:舵軸に加わる捩りモーメントについて,造船協會論文集,第94号,pp.119-133,1954.
  • 3) 赤崎 繁:舵の直圧力と其の中心に就て,第1報~第4報,造船協會會報,第63,67,68,69号,1939~1942.
  • 4) 岡田正次郎:舵の流体力学的研究-その1,その2,造船協會論文集,第103号,1958.
  • 5) 岡田正次郎:舵の流体力学的研究-その3~5,造船協會論文集,第104,105号,1959.
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