文献
J-GLOBAL ID:202002227926350611   整理番号:20A0122500

1,2-ジクロロエタンのエチレンへの高効率で選択的な接触水素化脱塩素のための修飾Ni-MOF-74から誘導したNドープ多孔性炭素担持Ni触媒【JST・京大機械翻訳】

N-doped porous carbon supported Ni catalysts derived from modified Ni-MOF-74 for highly effective and selective catalytic hydrodechlorination of 1,2-dichloroethane to ethylene
著者 (6件):
資料名:
巻: 241  ページ: Null  発行年: 2020年 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
金属-有機フレームワーク(MOFs)は,多孔質炭素担持触媒の調製における有望な前駆体または犠牲テンプレートとして大きな注目を集めている。本研究では,前駆体としてフルフリルアルコール(FA)負荷Ni-MOF-74を用い,N_2雰囲気下でNH_4OH処理と熱分解を用いて,N-ドープ多孔質炭素担持Ni触媒(Ni/NCと表示)を調製した。比較目的のために,Ni-MOF-74の直接熱分解により多孔質炭素(Ni/Cと表示)に担持したNi触媒も調製した。1,2-ジクロロエタンのエチレンへの選択的気相接触水素化脱塩素を行い,触媒の触媒性能を評価した。同じ熱分解温度で調製したNi触媒に対して,Ni/NC触媒中のNi粒子サイズはNi/Cのそれよりも著しく小さい(20~40%小さい)ことが分かった。これは,FAとNH_4OHを用いたNi-MOF-74の予備改質がNi-MOF-74から誘導されたNi触媒中のNi分散を効果的に増加させることを反映した。さらに,Ni/NCは,Nドーピングによる増強された金属-担体相互作用により,スピルオーバH_2を形成する顕著に強い能力を有した。従って,Ni/NC触媒はNi/C触媒よりはるかに高い触媒活性を示した。Ni/NC触媒のターンオーバ頻度はNi/C触媒より1.2~1.65倍高いことが分かった。熱分解温度の上昇は,より高い処理温度でのNi粒子の凝集により,Ni/CおよびNi/NC触媒の両方の触媒活性を低下させた。本研究からの知見は,MOF媒介合成法が塩素化炭化水素の接触水素化脱塩素化のためのNiベース触媒を調製する有望な方法を提供することを示した。Copyright 2020 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

著者キーワード (4件):
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の汚染原因物質  ,  分解反応 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る