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J-GLOBAL ID:202002228001402046   整理番号:20A1120509

in situ乳癌における免疫微小環境の予後的意義【JST・京大機械翻訳】

The prognostic significance of immune microenvironment in breast ductal carcinoma in situ
著者 (15件):
資料名:
巻: 122  号: 10  ページ: 1496-1506  発行年: 2020年 
JST資料番号: C0922B  ISSN: 0007-0920  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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背景:乳房管癌(DCIS)における腫瘍浸潤リンパ球(TILs)の異なるサブタイプの役割は,まだ十分に定義されていない。本研究はDCISにおけるBとTリンパ球の予後的意義と免疫チェックポイント蛋白質発現を評価することを目的とした。【方法】:純粋DCIS(n=508)と浸潤癌(IBC;n=192)を混合したDCISを含む長期経過観察を伴う良好に特性化したDCISコホート(n=700)を,CD20,CD3,CD4,CD8,FOXP3,PD1およびPDL1に対して免疫組織化学的に染色した。コピー数変異とTP53突然変異状態を,症例のサブセット(n=58)で評価した。結果:CD3+リンパ球は純粋DCISコホートにおいて優勢な細胞サブタイプであったが,FOXP3は最低レベルを示した。PdL1発現は主に間質TILsで見られた。より高い量のTILsサブタイプは,より高い腫瘍グレード,ホルモン受容体陰性度およびHER2陽性と関連していた。変異体TP53変異体は,より高いレベルの間質CD3+,CD4+およびFOXP3+細胞と関連していた。浸潤癌と共存するDCISは,CD4+細胞とは別に,全ての免疫細胞およびチェックポイント蛋白質のより密な間質浸潤を有していた。間質PD1はDCISと浸潤癌の間で最も差次的に発現した蛋白質であった(Z=5.8,p<0.0001)。高密度TILs,間質FOXP3およびPDL1はDCIS再発に対する不良予後因子であり,一方,高密度TILsはすべての再発(HR=7.0;p=0.024)および侵襲性再発(HR=2.1;p=0.029)に対する転帰不良と独立して関連していた。結論:免疫抑制蛋白質は,高リスクDCISと疾患進行の潜在的マーカーである。純粋なDCIS,IBCに関連するDCISおよび浸潤癌の間の異なる間質および腫瘍内リンパ球構成は,それらの予後的意義において潜在的役割を果たし,根底にあるゲノム不安定性に関連している。全体的なTILsの評価はDCIS免疫微小環境の評価のための有望なツールを提供する。Copyright The Author(s), under exclusive licence to Cancer Research UK 2020 Translated from English into Japanese by JST.【JST・京大機械翻訳】
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分類 (2件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  腫ようの診断 
タイトルに関連する用語 (3件):
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