抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,中学生の質量に関する誤解の特徴を調べた。文献における以前の研究からの知見に基づいて,中学生の誤解を明らかにするためのアンケートを開発し,学生が中学校科学における質量について学習する内容を明らかにした。6つのカテゴリーを同定し,カテゴリーをカバーするために項目を開発した。最初に30項目のアンケートを用いて,大学生(N=117)からのデータを収集した。次に,データ収集を中学校(N=275)で実施した。結果は,質量に関する運動関連の誤解が,中学生と大学生の両方で強く観察されたことを示した。一方,物理的および化学的変化,保存則,およびガスの測定に関連する誤解は,学生が7番目のグレードで質量を学習すると減少した。衝突マップを用いて,学生が質量に関する概念的変化を受けるのを助けるための教訓設計を開発した。焦点は,質量に関する運動関連誤解の変化に関するものであった。本研究の限界と将来の研究についてさらに議論した。(翻訳著者抄録)